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ごぞうろっぷ【五臓六腑】

みなさん

学んでますか。

大人は仕事をします。

みなさんは学んでください。

先生も学びます。

先生は授業の方法を学びます。

教え方 を学びます。

先生は先生同士で教えあうのです。

人に教えると自分も授業がうまくなるのです。

みなさんも教えましょう。

わかったことは友達に教えましょう。

すると自分もよくわかるようになります。

人に教えると自分もわかるようになるのです。

一石二鳥(いっせきにちょう)

1回教えることで,

教える人も教わる人も

つまり2人ともわかるようになるのです。

1つの石で2羽の鳥を落とせたら

こんなにいいことはありません。

なので 一石二鳥 と言うのです。

二束三文(にそくさんもん)

とても安いことの例えです。

二束はふたたばのことです。

三文は安い値段の例です。

ふたたばなのに三文

安い。

ということです。

三文は安物や粗末なものを表すときに使います。

三文芝居,三文判などがあります。

三寒四温(さんかんしおん)

三日寒い日が続くと,四日暖かい日が続く

ということです。

七日周期で 寒い と 暖かい が繰り返す

ということです。

もともとは中国大陸や朝鮮半島の言葉です。

中国大陸や朝鮮半島では

シベリア高気圧の影響で

七日周期で変わるのです。

日本ではあまりその影響は感じられません。

言葉だけが伝わりました。

四分五裂(しぶんごれつ)

ちりぢりばらばらになることです。

五臓六腑(ごぞうろっぷ)

心臓や肺などの臓器や胃や腸などの器官のことです。

五臓は

心,肺,脾,肝,腎です。

六腑は

大腸,小腸,胃,胆,膀胱,三焦です。

ただしこれは東洋医学の分け方です。

西洋医学では違います。

七転八起(しちてんはっき)

これは有名です。

七転び,八起きという諺のことです。

七転八倒

これはその反対です。

七回転んで,八回倒れて。

もう大変です。

ところで抜かしてしまいました。

一石二鳥

二束三文

三寒四温

四分五裂

五臓六腑

七転八起

何が抜けているかわかりましたか。

で始まる四字熟語を抜かしました。

見つかりませんでした。

六 で始まる四字熟語は少ないのです。

しかも 七 につながる四字熟語がないのです。

ということで 六 を抜かしてしまいました。

飛行機の座席には

アルファベットがふってあります。

ABCDEFGHJK

例えば 38A という席ならば

前から 38列目の一番左側(窓側) という意味です。

ところで何かが抜けています。

ABCDEFGHJK

わかりましたか。

アルファベットの I が抜けています。

飛行機の座席には

I(アイ)がない場合があるのです。

これは 1(イチ) と区別がつきにくいためです。

I(アイ) と 1(イチ) は区別しにくいのです。

将来,新婚旅行などで2人で飛行機に乗ったとき

座席が H と J でも驚かないでください。

アルファベットは … GH I JK … です。

H と J では離れている席と思うかもしれません。

せっかくの新婚旅行なのに

離れている席と思うかもしれません。

しかしそんなことはありません。

H と J でも隣の席です。

1(イチ)と区別しにくいので

I(アイ)の席がないだけです。

2人のあいだにI(アイ)はありません。

2人のあいだには愛(アイ)があります。

学習センターお掃除事情(石田)

みなさんお掃除していますか?

髙橋さんと同じく、4月から学習センターの総務・経理スタッフとして
勤務してます石田です。
今回は学習センターの「掃除」について!!紹介します。

学習センターがどんな風に掃除されているかご存じですか?

学習センターでは平日午後のミーティング後に
「掃除の時間」なるものがあります。
学校の当番表みたく掃除場所の役割分担表があり、
20分程度、黙々とスタッフたちは学習センターの掃除に取り組みます。
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トイレに掃除機、雑巾がけに外まわりの掃き掃除にゴミ出し・・・
ゴミ当番は車でクリーンセンターへ運びます。
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仕事が忙しくてパスする時もありますがそんな時は他のスタッフでカバーをしたり
基本的には学習センターの掃除の時間は出舎しているスタッフ全員で行います。
以前インターンの長谷川君が紹介してくれていましたが
建物裏側の雑草ジャングルゾーンもスタッフでキレイにしています
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(砂利のため刈払機が使えず、ひたすら手抜きでコツコツ・・・熱中症に気を付けます)

そして月に一度は海士町生活サポートセンターの方々にお願いをして
窓拭きや高い天井のほこり取り等、普段の掃除では手が行き届かないところを
ピカピカにしてもらっています
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(業務用の長ーいホコリ取り)6

ところで、掃除って上手な人、苦手な人、嫌々ながらもする人、諦めてる人、
断捨離本を片手に燃えてる人、いろんなタイプに分かれますね。

私は決して得意ではないですが、わりと好きな方です。
整然としていると気分がよいし、何より自分だけのスペースではなく
【みんなで使う場所】においては掃除がんばろ!!の気持ちが盛り上がる気がします。
学習センターにはたくさんの生徒さんが通って学んでいます。
そして時折視察のお客様や地域の方々の訪れもあります。

学習センターが整った環境であること、それは通塾の生徒さんやお客様への
最低限のおもてなしです。
そしてキレイな状態を保つことで、使う人も大事にしてくれるのではないかと。
スタッフで協力して掃除を続けることで学習センターを心地よい空間にする

そういう思いで今日も机上の消しカスを拾い、トイレを磨き、土間の三和土(たたき)を掃きます。
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(一学期おわりの大掃除、デッキを洗い床が乾いてから座布団カバーを洗濯して座布団も天日干ししました)
先日、自習で訪れていた3年生の生徒が「トイレ掃除やりたいです」
とスタッフに声をかけてくれました。
洗剤や掃除用具を伝えてお願いをしました。

私は普段朝から夕方までの勤務時間であるがゆえに生徒さんとの接点が多くありません。
その生徒さんとも初めてその日会話をしました。

お掃除がきっかけで生徒さんとコミュニケーションがとれたこと
そして彼女の気持ちがうれしくてお掃除中笑顔になります。
たかが掃除、されど掃除
お掃除 万歳!!

石田

高2夢ゼミ~とびだせ!グローバルゼミ~(髙橋)

はじめまして。

4月から学習センターの総務スタッフになりました高橋です。

 

海士町に移住して、早4ヶ月。

こちらに来て初めての夏を過ごしております。

いつのまにか夏休みに突入し、海へと向かう多数の生徒たちを見て

キレイな海が身近にある島ならではの光景だなぁと感じる日々です。

 

さて、今年度から「グローカルゼミ」として新スタートした、2年生の夢ゼミ。

佐藤さんのブログ記事でも、少し紹介がありましたね。

http://okilc.dozen.ed.jp/blog/2016/06/13-939/

 

その中でも、今回は私がお手伝いをしている

「とびだせ!グローバルゼミ」の現在までの活動を紹介します。

 

このゼミの特徴は、なんと言ってもゲストが多いこと!

担当しているのは、高校魅力化コーディネーターの大野さんですが、

毎回、ゼミ生は多種多様なゲストとグローバルにまつわるテーマについて一緒に考えています。

 

島前高校の中村先生と島前地域に影響を与えたグローバルニュースを勉強する回
島前高校の中村先生と島前地域に影響を与えたグローバルニュースを勉強する回

 

留学経験のあるインターン中の大学生と留学する意味について考える回
留学経験のあるインターン中の大学生と留学する意味について考える回

 

普段はなかなか聞けない島外のゲストからも話を聞く機会がありました。

留学経験のあるインターン中の大学生と留学する意味について考える回
ブータンについて研究している早稲田大学の平山先生のお話を聞く回

 

ペルーのアルパカニットをフェアトレードで販売するブランドを立ち上げた吉田さんのお話を聞く回
ペルーのアルパカニットをフェアトレードで販売するブランドを立ち上げた吉田さんのお話を聞く回

 

 

「あなにとっての“グローバル”ってなんですか?」という問いをゼミの初回に投げかけたとき、

多くの生徒が回答したのは、「未知・未体験の世界」でした。

 

グローバル=外国・海外、グローバル人材=英語が話せる人材と結びつけがちですが、

決してそれだけの意味ではなくて、

いろんな立場や経験をしてきた方々と一緒に話し合い、多様な考え方や価値観を知ることを通して、

自分の考えやものの視方を広げていくことがグローバルを学ぶということなんじゃないかなと思います。

 

学校での地域学や地域でのボランティア活動など、

「ローカル」な活動も盛んな島前高校ですが、

「未知・未体験の世界」という意味では、

そういった活動も「グローバル」と言えるのかもしれませんし、

ぜひこれからも地域での活動は大切にしていってほしいです。

 

みなさんにとっての“グローバル”ってなんですか?

 

\飛び出そう!グローバル!!/

 

高橋

宮崎県の飯野高校と遠隔授業を開催しました!(インターン長谷川)

こんにちは。
インターンの長谷川です。

 

2週間の期末試験期間が終了し、学習センターは通常授業に戻りました。

この間、進研模試や球技大会、講演等の行事が盛りだくさんでしたが、しっかりとテスト期間の振り返りを行い、

夏休みの学習に向けて頑張っていきましょう。

 

さて、7/9(土)は高校の寮にて遠隔授業を行いました!

約700㎞離れた宮崎県えびの市にある、県立飯野高校との遠隔授業です。

 

遠隔配信の様子
遠隔授業の様子

 

L字スクリーンや通信技術との連携により、このような素晴らしい遠隔授業が実現しました。
遠く離れていても、すぐ近くで生徒たちが対話しているような臨場感・雰囲気に、本当に感動しました。

「つながる教室」のCMが、現実となりました。

(「つながる教室」URL:https://www.ntt-west.co.jp/ad/company/tsunagaru.html

 

今回の遠隔授業には、飯野高校からは5名、隠岐島前高校からは5名の生徒が参加し、活発なディスカッションが行われました。

自己紹介(得意なこと、地元の自慢)からスタートし、「地元の特産品のPR方法」というテーマでお互いにプレゼンをします。

 

まずは、飯野高校からの発表。

生徒たちからは、宮崎牛と地元のお米「えびの米」をコラボした「肉巻きおにぎり」を作って道の駅で販売したこと、またその経験から得られたこと、などについて発表がありました。
宮崎牛と何かコラボできないかと考えた結果「肉巻きおにぎり」にたどり着いたそうで、地元の特産品を組み合わせた素敵な発想です。

販売後、生徒たちは自主的にアンケート調査を実施したそうで、しっかりとPDCAを回すことを心がけていました。

 

続いて、隠岐島前高校の発表。
海士町の特産である「あいがもこしひかり」を使って米を売っている夢ゼミグループによる発表でした。

海士町ソフトボール大会当日の販売活動では、地域の方々からの協力があって完売できたことや、当日の朝に冷凍庫が壊れたことによるトラブルをどう乗り越えたのか、などについて発表がありました。
「生産者の思いを聞いて、行動に移す」ことの大切さや、「お米の特徴を伝えきれていないのではないか」といった反省についてのプレゼンもありました。
こちらも、PDCAサイクルをしっかり回しています。
フリートークでは、飯野高校の活動を聞いた島前高校生徒から「海士町でも肉巻きおにぎりを作ってみたい!」という声も挙がりました。

 

生徒にとっては、今後の活動のヒントやより良い発想を得ることができた、充実した時間となったのではないでしょうか。
授業の最後は、豊田センター長から「第一次産業の意味や価値」、「未来を作るのは自分自身である」というお話もありました。

遠隔授業の初回を終えましたが、なんと言ってもL字スクリーンの無限の可能性を感じずにはいられないです。
今後どのような活用がされていくのか、とてもワクワクします。

 

長谷川

期末テストに臨む(中山)

高3担当の中山です。
島前地域も少しずつではありますが夏の空気が広がっています。
来月初旬には海開きも予定されているので,間もなく夏本番!という感じです。

さて,そんな夏本番を迎える前に,学習センターでは1学期の期末試験に向けて1年生から3年生までみんな一斉に学んでいます。

1年生は,これを終えて高校初の夏休み,
2年生は,2度目の夏休み,
3年生は,受験の天王山と呼ばれる最後の夏休み(という名の受験勉強)

となります。それに向け,それぞれが各々の目標に向け頑張っています。

この期間,私はよく生徒たちが学んでいる場所を回っています。
そうするといくつか気づくことがあります。

まずは,生徒たちの多様な学習姿勢についてです。

静かに黙々と学ぶ生徒
静かに黙々と学ぶ生徒

 

グループを作り学びを共有しながら学習を進める生徒
グループを作り学びを共有しながら学習を進める生徒

 

生徒同士で学びながら,切磋琢磨しあう生徒
生徒同士で学びながら,切磋琢磨しあう生徒

 

など,生徒自身がどのように学べばいいか考え,随時振り返りながらテスト勉強に当たってくれている姿を学習センターのあちこちで見かけます。もちろん,私たちスタッフや卒業した先輩たちが生徒たちが分からないところについては指導をしていますが,それよりも生徒たちが自らが学びやすい方法で学ぶことができていることがとてもいいことだと思います。

写真4
写真5

またこの期間は,スタッフと各生徒がテスト指導を通して,普段の関わりを超えたコミュニケーションをとることのできる時間となっていて,とてもいい時間です。

私個人の話をすると,私は3年生とは毎日顔を合わせているのですが,私と1,2年生が共に学べるのは,このテスト期間が主な時間になります。

「士別れて三日なれば刮目して相待すべし。」

という言葉がありますが,まさにテストとテストの間という本当に短い期間しか経っていないはずなのに,みんな成長がよく見えるのでいつも感心してしまいます。

各生徒がそれぞれの目標に向けて,学校での学び,地域での学び,そして,学習センターでの学びを大事にしながら1学期を終えようとしています。
今は目の前に迫った期末試験。
悔いのないようにしっかりと準備をしてほしいです。

 

中山

高3夢ゼミ発表会!(塚越)

みなさんこんにちは。
隠岐國学習センタースタッフ、塚越です。

海士町も平均気温がだんだん上がり、本格的に夏が来ていることを実感致します。
6月18日土曜日、3年生の最後の夢ゼミである、夢ゼミ発表会がありました。
晴天に恵まれたこの日、島前高校の先生方や地域の方等多くの方々が3年生の夢ゼミ発表を見に来られました。

生徒の発表の様子
生徒の発表の様子

発表前、生徒たちは緊張していましたが、自分の発表の出番が来ると、背筋を伸ばしてハキハキと自分の夢ゼミの成果を発表していました。

発表のテーマは人それぞれ異なりながらも、内容がとてもしっかりしており、聞いている大人たちからも「おお!」という声があがっていました。

思い思いに発表する生徒たち
思い思いに発表する生徒たち
参加者へ質問を投げかける場面も
参加者へ質問を投げかける場面も

 

発表し終えた生徒たちは、各グループに分かれて振り返り活動をしました。
各グループで振り返る際、これまでを振り返って涙する生徒もいれば、「夢ゼミで付けた力をこれから先の人生に活かしたい」と、わくわくする生徒もいました。

3年間実施した夢ゼミは、この日で一旦区切りとなりましたが、夢ゼミで成長した3年生達の今後に期待です!

塚越

高2夢ゼミ~グローカルゼミ~(佐藤)

こんにちは。
スタッフの佐藤です。

学習センターの廊下には
大きな黒板があります。

これまでは
時折数学や英語を解説するときに
使っていただけなのですが
先月から掲示板として活用をはじめました。

今までの黒板
今までの黒板

内容は2年生の夢ゼミ
グローカルゼミについてです!

現在の掲示板活用をしている黒板
現在の掲示板活用をしている黒板

2015年度まで2年生の夢ゼミは、
月1度、全員一斉に実施していましたが、
今年度から10人程度の少人数制ゼミ形式に変更、
5つのゼミに分かれて活動しています。

少人数制の良さをいかして考える力をのばすという目的は、
5つのゼミすべて共通ですが、扱っている題材が異なります。

あいがもコシヒカリを売る、
地域通貨ハーンの流通について考える、
世界と島前地域のつながりを考える、
お片づけ、パン作りなどなど。

「飛び出せグローバル」ゼミ
「飛び出せグローバル」ゼミ
海士町産の米販売に取り組むゼミ
海士町産の米販売に取り組むゼミ

少人数制でじっくり取り組めるところが、
グローカルゼミのメリットではありますが、
ほかのゼミの様子がわからないことが難点。
そこで掲示板を活用して、
それぞれのゼミの進み具合を共有しています。

せっかくの大きな黒板。
うまく活用して生徒同士のコミュニケーションに
つなげていけるといいなと思っています。

佐藤

手帳を活用した学習をしています!(伊木)

皆さん、こんにちは!

早いもので学習センタースタッフになって1年が経ちました、伊木です。

昨年は総務・経理の仕事がメインでしたが、
今月から教務の仕事もさせて頂くことになりました。引き続きよろしくお願いします。

さて、この4月から学習センターでは、手帳を使った自立学習を行っています。

「ほぼ日手帳」を使わせて貰っています。
「ほぼ日手帳」を使わせて貰っています。

週間スケジュールのページを使い、生徒は毎週自分の学習計画を立て、振り返ります。
スタッフは生徒に適した計画の立て方、学習の仕方をアドバイスするという役割で面談をしています。

面談の様子
面談の様子

 

基本的に手帳の使い方は生徒に委ねられており、
生徒によっては日ごとのページに日記を書いたり、
学習したことを記録したり、様々な方法で手帳を活用しています。

「夢ゼミ」で学んだことも手帳に綴られており、
学校や課外活動の際にもこの手帳を持ち歩く様子が見られます。

 

課外活動で手帳を使う生徒たち

   

財布、携帯電話、手帳、の3点セットが移動の際の必需品になっているのではないか!?と思うほどです。

1年後、思い出と学習の成果が詰まった手帳になっているといいな…という願いを持ちつつ、生徒との面談に臨みます。
伊木

「人を幸せにするおカネを感じるワークショップ」開催!(インターン今井)

はじめまして!

今年度4月より隠岐國学習センターでインターンとして働いております、今井伸哉と申します。

大阪生まれ大阪育ちで、現在は同志社大学社会学部に所属しております。大学では田植えをしたり稲刈りをしたり、写真を撮るために旅に出たり、ファッションショーを企画・運営したり、多種多様なことをしてきました。これから、よろしくお願いします!

 

さて、5/22に慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の保井俊之(やすい としゆき)特別招聘教授をお招きし、「人を幸せにするおカネを感じるワークショップ」を行いました。

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  イントロダクション

現実世界に流通している貨幣と同じ意味合いをもつ「ゼニー」、感謝を繋げていくことで価値が生まれる「エミー」という2種類の仮想通貨を使い、貨幣がゼニーだけのゼニー商店街と反対に貨幣がエミーだけのエミー商店街という仮想商店街を体験しました。ゼニー商店街では儲けの極大化を、エミー商店街ではありがとう(感謝)の極大化を目指し、店舗に見立てられた各グループが活動を行いました。

グループ活動の様子
グループ活動の様子

ゼニー商店街では、儲けの極大化のためなら「なんでもあり」なので各グループが戦略を練って、メンバー全員が目をギラギラさせているグループもいれば、のほほ~んとしたグループも…。「この商品、30ゼニーで買って!」、「いや、それ違うところでは20ゼニーで売ってたよ!」といった会話がそこらじゅうから聞こえてきて、参加者全員が思考をフル回転させている様子が伺えました。

「ゼニー商店街」の様子
「ゼニー商店街」

エミー商店街では、感謝を送ることでお金が回るので、いたるところから「ありがとう!」「こちらこそありがとう!」との声が聞こえてきて、「どうしたら他人から「ありがとう」と言ってもらえるのかを考えることは難しいことだけど、考えている時は楽しい!」という生徒の言葉もありました。

「エミー商店街」の様子

「エミー商店街」

振り返りでは、保井先生から「幸せの4つの因子」についてのお話がありました。

幸せの4つの因子とは、①自己実現と成長(やってみよう因子)②つながりと感謝(ありがとう因子)③前向きと楽観(なんとかなる因子)④独立とマイペース(あなたらしく因子)のことで、この4つの因子をもっていると幸せを感じやすいとのこと。生徒も熱心に保井先生のお話をメモしていました。

「幸せの4つの因子」について

「幸せの4つの因子」とは…。

生徒・地域の方々・学習センタースタッフが一緒になって「お金と幸せ」について考える、非常に良い機会になったと思います。

もうすぐ梅雨の時期ですね。

お体にはお気をつけてお過ごしください。

 

今井

高1夢ゼミ「Project Dozen」が始まりました!(インターン三輪)

こんにちは!4月から隠岐國学習センターでインターンをしております、三輪舞佳です。
宮崎県出身で、現在は神戸大学大学院国際協力研究科に所属しております。
島前に来て2か月ほど経ちましたが、とても充実した毎日を過ごしております。
さて、5月19日に1年生の夢ゼミを実施しました。
この日は、これから1年間取り組む「Project Dozen(プロジェクトダース)」の初回でした。
“カタチ”をテーマに、島前高生しか知らない島前の12のストーリーを雑誌にする、というプロジェクトです。

佐藤さんによる
佐藤さんによるProject Dozenについてのお話

まず、前回宿題として出されていた『島前地域で見つけた、なぜ?が生まれる“まる”』の写真をみんなで持ち寄って、
どこで撮ってきたのか、何が気になるのかをグループごとに話し合いました。
「学校へ行く途中に見つけた」「これハリセンボンっぽいよね」「この写真のどこがまるいの?」等々、
1つの写真からいろいろな話が飛び交いました。

グループで話し合った後に
グループで話し合った後に、
他のグループの話も共有しました。
他のグループの話も共有しました。

各グループで出た意見を全体でまとめて、島前らしさが見つかりそうなキーワードを選びました。

 

キーワードからイメージを膨らませています
キーワードからイメージを膨らませています

次回までの宿題は『選んだキーワードに関する写真を撮ってくること』。
何気ないところにおもしろい“カタチ”がころがっているかもしれませんね。
三輪

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