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カテゴリ:授業の様子

高2じぶん夢ゼミ、始まっています!(インターン熊谷)

インターンの熊谷です。

12月より、高校2年生は「じぶん夢ゼミ」が始まりました。
1年生の夢ゼミとは違い、2年生はとことんまで自分を掘り下げることに重きを置いています。
過去の自分に向き合い、未来の自分を想像していく。
この夢ゼミの中で自分の将来やりたいことが見つからなくてもいいから、これから先立ち止まった時、自分を掘り下げるということをこの授業を受けた経験を基にできるようになってほしい。

そんな想いが込められた授業です。

そして3月までのゴールは、「自分が大事にしたい____」を言葉で表現することです。

 

今回のブログでは、金曜クラスの第4回目の様子をレポートします。

この日は、

“5人の島の大人たちに質問してみよう!”

ということで5人のゲストをお招きしました。
お忙しい中ご協力くださいました皆様、誠にありがとうございました。

まずは1人目
勇木(ゆうき)さん
2008年より海士町にて「隠岐窯」を構え、陶芸家として制作を続けてらっしゃいます。

2人目
藤富(ふじとみ)さん
2017年9月に海士町へ移住してきて現在4ヶ月目。
職業は介護福祉士をされていて、お仕事の傍、島の外から海士に介護福祉士を呼びこむプロジェクトを実行しておられます。

3人目
中川(なかがわ)さん
海士町生まれ海士町育ち。職業は作業療法士。

本土の病院を経験されてから、今年Uターンされました。
普段は海士に加えお隣の島、西ノ島と島をまたいでお仕事をしています。

4人目
芦原(あしはら)さん
海士町観光協会で働いている方です。
大学卒業後、新卒でこちらにきて今年で4年目。

5人目
増谷(ますたに)さん
海士町生まれ海士町育ち。島前神楽の継承を志し、島で暮らし続けています。
島前高校出身で、生徒たちの先輩にあたります。

島で生まれた人もいれば、Iターンの人もいる。
医療系の方もいれば観光系の方もいる。
自分の将来について真剣に考え始める高校2年生の今。
2時間半という長いようで短い時間。
その時間の使い方は彼らの自由。

まずは自分たちが話を聞きたいと思った人たちの周りに集まります。
1人の人から話を聞ける時間は30分。
自然とメモを取る手が走る生徒たち。

前回の授業では「相手を知る」ということを学びました。
学んだことを生かしてビシバシと鋭い質問をしていました。

 

相手が大人でも臆せず真剣な眼差しで話を聞きます。

高校生が真剣だからこそ大人たちも熱が入ります。
気づいたらゲストの方のペットボトルの水がどんどん減って行く。

そして1人目が終了。
休憩タイムに入っても大人のそばを離れない高校生たち。
どんないい話が聞けたのかな?

そして2人目がスタート。
また思い思いに自分たちの話を聞きたい人の周りへ集まり出します。
恥ずかしながら私、熊谷も話をしました。

僕と出会ってまだ1週間の高校生たち。
彼らの真剣な目に話していて本当に緊張しました笑

そんな彼らと話す中で気をつけたのが以下の3点です。

「自分の言葉で喋る」
「ありのままの自分を話す」
「自分を飾らない」

将来について真剣に悩んでいる彼らが相手だからこそ、僕も自分の過去、今についてありのままに話すことができました。

早いもので時間はあっという間に過ぎ授業も終わり。
いつものように振り返りへ。

どんなことを書くんだろう?
どんなことを思ったんだろう?

彼らの振り返りシートを見てびっくり。

いつもに比べて感想を書いてる量がとても多い!

5人の大人の話を聞いたことで、彼らの中でとても大きな気づきがあり、これから将来について考える大きなきっかけになったというコメントが多くみられました。

そして、彼らだけじゃなくて、お話しさせてもらった僕自身も、

改めて自分の人生を振り返るきっかけになったように思いました。

 

「対話を通した学び」この大事さを再確認した1日でした。

「過去が現在を作り、現在が未来を作る」。

彼らのこれからが本当に楽しみです。

 

インターン熊谷

いよいよ大詰め高1夢ゼミ!(インターン熊谷)

いつも当ブログをチェックしていただき誠にありがとうございます。

入稿まで残り2週間。生徒たちがみんなで作る「島前地域の魅力的な人を紹介する雑誌作り」も終盤!!
ということで、本日は先月からこちらでインターンシップをしています、熊谷がお送りします。

まずは私個人の自己紹介ですが、今現在秋田の国際教養大学の2年生で、約2ヶ月の間、当センターでインターンをさせていただいています。キャリア教育に興味があり、当センターでの夢ゼミの授業に惹かれ、スタッフとして携わりながら私も高校生とともに自分を掘り下げて見つめ直しております。

さて、前回のブログでも紹介させていただきましたが、今現在、高校1年生の夢ゼミでは「島前地域の魅力的な人を紹介する雑誌作り」をしています。

そこで夢ゼミの特徴をピックアップ。

1、生徒が自分で授業をdesign!

2、雑誌のデザインも構成も全て生徒が決める!

3、もちろん取材する人も自分たちで決める!

この3つの特徴を頭に入れ、この日の授業を振り返ってみましょう!

この日の授業は上記の流れで進みました。
(作業内容、時間配分も生徒(雑誌の編集長)が決めています。)

まずはグループワーク①

この日は各グループごとに、自分たちでインタビューをした人たちの記事作り!
レイアウト、写真、説明、ロゴ。
それぞれのチーム毎に個性が光るデザインとなっていて、みていて本当に楽しいです。

今日はいくつかご紹介!

こちらは「医療、福祉」チーム。
医療に従事している人たちをインタビューしています。
テーマが医療ということで、心電図をイメージしたデザインを模索してるのかな???

こちらは「料理」チーム。
お皿に彼らが暮らす島前地域の形をもじったマーク、そしてインタビューをした大人たちの写真をあしらってます。
このロゴも全部生徒のオリジナル!
ケータイ使って何してるんだろう?と思っているとあっという間に素敵なロゴを作り上げます!
さすが現代っ子、パソコン、スマホ、タブレットを駆使して自分たちのcreativityやimaginationを存分に発揮しています!!

チームごとに卓を囲み、思い思いに作業に取り組んでいます。

「こうがいいんじゃない?そっちの方がいいよ!」
と皆独りよがりにならず、協力しあって1つのものを作り上げていました。

そしてある程度形になってきたところで、各チームごとにデザインのシェアタイム

編集長が声をかけるとチームの代表者が各チームのテーブルに散らばって行きます。


↑他のチームの人からフィードバックをもらう様子。

たとえダメ出しをされたとしてもムキにならず、対話を通しながらより良いものにして行きます。
学習センターに来て一番感じるのは「生徒たちが皆、本当に素直」だということ。
相手が年下でも同級生でも大人でも関係なく、積極的に話しかけてくれるし目を見て話を聞くし。島の魅力化を通して地域だけでなくそこで学ぶ子供達もキラキラした魅力溢れる子供達になっているのかなと。。。

そして周りからのフィードバックを元にグループワーク②

みんなのアドバイスを元に作業に取り組む生徒たち。

 

パソコンを使って画期的なデザインを作るチーム。

クレヨンを使って色彩溢れるロゴを作るチーム。

作業に没頭しているとあっという時間は経って行くもので作業も終わりの時間へ。。。

そして最後に今日の作業の振り返り。


その日の良かった点も良くなかった点も振り返り次に活かす。
振り返りの大事さを日々実感している生徒たちだからこそスタッフが言わずとも自分たちでその時間を設けます。
なんともたくましい。。。
これが普段から自分はできているか?と、高校生を見て自問自答する大学生インターン熊谷。
子供達から学ぶことが沢山あり毎日刺激をもらう日々です。

そんな1年生夢ゼミ、雑誌企画も残すところあと2回。
私たちスタッフ側ではなく、生徒たちが作る授業だからこそ予想がつかない展開に進むこともあります。
だからこそ彼らの学びになるし、それを見ている私たちも学ぶ日々です。

次回はどんな授業になるんだろう?
どんなものが出来上がるんだろう?
ほんと楽しみです。
みんな頑張れ。

 

インターン熊谷

授業は誰のもの?もちろん生徒のもの!高1夢ゼミ進行中!(澤)

授業は誰のもの?もちろん生徒のもの!

 

こんにちは。澤です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

4月から「夢ゼミ」(高校の「夢探究」と連動した隠岐國学習センターのキャリア教育)の責任者をしているのですが、大切にしているのは常に「いま」です。

 

これまでの積み重ねを尊重しつつ、

いまの生徒たちに合わないと感じたら大胆にそれを見直す。

 

人の細胞が入れ替わるように、夢ゼミも新陳代謝を繰り返しながら、

鮮度の高い教育を生徒たちに提供していけたらいいなと思っています。

 

高校1年生の夢ゼミは、それを象徴しているゼミです。

 

生徒たちはいま、「島前地域にいるおもしろい人たち」を特集した雑誌づくりに1年かけてチャレンジしています。

 

 

雑誌づくり自体は、昨年度も取り組みました。

今年度の新しいチャレンジはテーマを変えたこと、そして編集権限を生徒に委ねたことです。

 

昨年度は「形」に着目していたのに対し、今年度は「人」に着目しています。

知夫村、西ノ島町、海士町で暮らしているすてきな人たちを一冊の本にぎゅっと集めちゃおうという企画です。

 

すてきな人ってどんな人たちだろうとか、誰がそれに該当するんだろうとか、

そういうところから生徒たちが考え、形にしていっています。

 

 

おもしろいのは、雑誌の編集長を生徒たちがしていること。

立候補した男女5人の生徒たちが共同編集長として、雑誌の方針づくりから毎回の授業運営まで行っているのです。

 

彼らとの事前MTGや当日の授業は思わず自慢したくなっちゃうほどすてきなんです。

編集権限を委ねたからこそ立ち現れた生徒の躍動を一等席で見せてもらっているような感じです。

 

 

今月中までに取材をほぼひととおり終えた生徒たち。

先日の授業中は一心不乱に、でも明るいエネルギーを放ちながら、原稿書きに励んでいました。

 

 

順調にいけば雑誌は来年2月頃に完成します。

いったい何が出来上がるのか、予想の出来ない結末を楽しみに待ちたいと思います。

 

門組クラス開講しています!(長谷川)

こんにちは。
指導スタッフの長谷川です。

島前地域にも夏がやってきました。
今回は、私が担当する3年生門組※についてお話します。

門組は、進路に向けて自身に必要な学びをそれぞれ行ってもらうとともに、授業にいろいろな大人に参加してもらいたいと思っています。
その第一弾として、先日の授業では学習センターの総務のスタッフの石田さんに参加していただき、お話をしてもらいました。

お話を聞く生徒たち

身近な大人がどういう人生を送ってきたのか、どのような経験をしてきたのかを知ることによって、生徒たちも自身の将来のイメージが湧き、それにより更に学びへの意欲が深まると考えています。
また生徒からは、相談できる大人も増やすこともできたと言う声も聞こえてきました。

高校の終業式の当日から、学習センターでは夏期講習もはじまりました。

はじまる前に、各生徒が目的・目標を明確にし、やることを洗い出し、それをほぼ日手帳に予定として書き込むことをして、夏を自分の目的達成のために十二分に活用するための準備をしました。

この準備が結構大変で、目的・目標を明確にしなければ、やるべきことを洗い出すことができません。また、やるべきことも、すぐに具体的な行動が移れるようにやるべき内容を細かく分解していかないといけません。さらに、いつ何をやるかを予定に入れるには、他の予定との兼ね合いも考えないといけないなど、実はたくさんの準備が必要です。

 

これは私たち大人にとっても大事なことで、将来のためにも、ぜひ身に付けてもらいたい習慣だと考えており、私たちも支援しながらしっかりと生徒自身で作成してもらうようにしています。

目的・目標シート、やることリスト

夏はまだまだ長いですが、私も、生徒に寄り添いながら、みんなでがんばっていきたいと思います。

※補足

門組は、主に専門学校への進学、また、就職を目指す生徒たちのためのクラスです。
週に2回(月・土)の授業を行っており、生徒10名に対し1~3名のスタッフが常駐しています。

普段の門組の様子

普段は、自立学習を通して、学校課題や定期試験の学習をしたり、進路についてスタッフの力を借りながら文章にしたり言葉にする作業を行っています。

長谷川

定期テストの季節がやってきました(澤)

今年も夏がやってきました。

夏休みが間近にせまったこの時期、全国の高校生たちにとって避けてとおれないビッグイベントの一つといえば、そう、定期テストです。

島前高校生たちももちろん同じです。高2生、高3生にとってはもはや定番の、高1生にとっては2回目の定期テストが、やってきました。学習センターでは、島前高校のテストが始まる1週間前から、通常とはことなる特別シフトを組み、生徒たちのテスト対策を応援しています。

高校が終わった放課後の時間から夜10時まで、土日を含め、生徒たちがテスト対策に集中できる環境をスタッフ総出で整えています。

質問をする生徒

とはいえ、個性あふれる生徒たちが集まっている以上、学びのスタイルも十人十色です。

一人で集中して勉強したい生徒もいれば、スタッフに相談したり質問したりしながら実力をつけたい生徒もいます。生徒同士で教えあい学びあいながら対策したい生徒もいますし、映像授業で理解を深めたい生徒もいます。

集中して勉強している生徒たち

 

学びあう生徒たち

こうした生徒たちの声に耳を傾け、学びの環境を整えるのも、わたしたちスタッフの大切な役割です。

限られた空間、限られたスタッフではありますが、「ないものはない」と鼓舞しながら、生徒たちの成績がきちんと上がり、彼らの学びのスタイルにも合致した学習環境づくりを、試行錯誤しながら作っています。

遠隔で指導を受ける生徒たち

 

学びの環境を整えながらいつも思うのは、そのプロセスそのものが学びだということです。そして、そのプロセスに、もっと生徒たちも加わってほしいし、そうすればさらにいい学び舎になるだろうとも思うのです。

実はこうした動きは、ちょっとずつですがすでに始まっています。主体的に、能動的に学びたいという意欲をもった生徒たちが、じぶんたちの学び舎はじぶんたちで作るんだと、活動をはじめているのです。こうした実験がどんなかたちで実を結ぶのか。いまからとても楽しみです。

 

SDGsと自分の夢をかんがえる夢ゼミ(インターン関根)

こんにちは&はじめまして!インターンの関根と申します。
今年の3月に慶應義塾大学を卒業して4月から隠岐國学習センターでインターンを始めました。

突然ですが、実は今週でインターンを終えて、ハーバード大学教育大学院の修士課程コースで勉強するために2週間後にはアメリカへ旅立つ予定です。島前での時間があっという間に過ぎてしまって、もうインターンが終わりだなんて未だに信じられません!

海士町の自慢、三郎岩を間近で見ました

さて、先週は多くの方々が学習センターにお越しくださいました。
今回は、なかでも国谷裕子さんの訪問と授業参加について紹介したいと思います。

国谷さんと学習センタースタッフ

国谷さんのことを、NHK『クローズアップ現代』のニュースキャスターとしてご存知の方が多いかと思います。
彼女は現在、朝日新聞と連携して、Sustainable Development Goals(略してSDGs)に関する啓発活動を行なっております。SDGsは国連で定まった2030年までに達成したい17個の持続可能な開発目標のことを指します。

国谷さんは、教育を通じて持続可能な地域の実現を目指した島前に関心を持って、はるばる島前へ、学習センターへお越しくださいました。
そこで、貴重な機会だったので、国谷さんに高校3年生の自分夢ゼミでSDGsをテーマにした授業に参加していただきました!

授業の様子

さすが一流ニュースキャスター、SDGsという複雑なコンセプトを非常に分かりやすくプレゼンしてくださいました。
一通りSDGsの情報を生徒にインプットしたうえで、次に生徒達に自分達の夢がSDGsを達成するうえでどのように関係するのか考えてもらいました。

ほとんどの生徒にとってSDGsが初耳であったにも関わらず、非常に真面目に自分なりの答えを出して、最後に発表しました。自分の夢の実現が複数の目標達成にまたがる生徒もいれば(中には17個全部と関係するという生徒も!)、どの目標とも直接的に関わらないという生徒もいました。

また、普段はあまり発言しない生徒が自発的に発表したり、「SDGsは大人が決めた目標だけど、次世代を構築する僕たち若者もこの目標設定の段階から関わるべきではないか」という面白い意見が出たり、インターンを始めてから一番印象に残った自分夢ゼミだったといっても過言ではありません。

全ての生徒が敢えてSDGsの実現に向けて夢を築く必要はないと個人的に思っていますが、意識的に“夢×SDGs”を考えることによって、将来それぞれが歩む道を新しい視点から見つめ直す良い機会になったと思います。

 

関根

インターン受験体験談お話会(新立)

こんにちは。
高3担当の新立です。
島前では6月に入った途端、突然の豪雨が襲来しました。

運動部の生徒たちにとっては1年で最も大切な大会、
島根県高校総体が行われています。

一つ上の先輩たちがいよいよ受験に集中し始めた姿を見て、
2年生も勉強に本腰が入ってきています。

そんな中、2年生に向けて、隠岐國学習センターのインターン生3名が
それぞれの受験体験談を話してくれました。

まずは一人ずつ、自身の受験体験についてプレゼン

三者三様の体験談でした。
田畑くんは都立の進学校からの一般入試。
進学校での受験勉強や、偏差値だけで大学を選ぶことへの違和感を感じていたそう。

寒川くんは私立高校からの推薦入試。
高校時代は部活動と高校生団体での活動に力を入れ、どう勉強と両立したかを話してくれました。

関根さんは私立の進学校からのAO入試。
国際的な活動を通して、自分の興味関心を自覚したそう。
学費の問題を解消するため、様々な奨学金制度や留学支援制度を調べ、最善策を見つけて理想を叶えた話をしてくれました。

実体験に基づく話なので、生徒たちも興味津々に聞き入っていました。
今まで考えたことがなかった進路実現の方法に出会うことができたことと思います。

生徒たちは話を聞いたあと、さらに話を聞きたい人の元へ集まってそれぞれグループを作り、自分たちの視点で質問しました。

グループに分かれてさらにじっくり

AO入試、勉強法から大人を説得する方法まで、生徒から次々と質問が出されました。
気になっていること、不安なことを一番近い存在のインターン生に率直に聞くことで、安心できた生徒も多かったようです。

最後に、今日からできることを聞いたところ
学校の授業で寝ない、授業の内容を理解できるように先生や友達に聞く
という声がたくさん聞かれました。

生徒たちは新たな方法・視点を得た一方で、
そのためにすべきことは何も特別なことではないということも同時に気づきました。
授業の時間を大切にする、日々の学習を怠らない
やりたいことを行動に移す
本当に進みたい道を自分で真剣に考える
といったことを見つめ直すきっかけをくれたインターンの3人、ありがとう。

実際の行動に移せるよう、一緒に頑張っていきましょう!

 

新立

1学期中間試験の様子(塚越)

こんにちは。学習センターの塚越です。

5月になり、海士町の気温も20℃を超える日が増え、生徒から「アイスが食べたいです!」と、言われることも増えてきました。

さて、島前高校では先日1学期の中間試験が行われました。
隠岐國学習センターでは、中間試験に向けて1年生から3年生までが、一斉に試験に向けて学習していました。

日々の学習の様子を見ていると、生徒一人ひとりの学習方法からも、生徒のそれぞれ個性が見えてきます。
1人で黙々と学習をする生徒もいれば、数名で話し合って学びたい生徒もいます。
特に、試験前のこの期間は、生徒の学習の個性がとてもよく現れます。

隠岐國学習センターでは、そのような様々な個性に対応できる学習環境を作り、生徒達が快適に学習できるように場を提供しています。

学び合いしている生徒たち
3年生も黙々と学習中
黙々と1人で集中するスペース

様々な学習をする中で、質問もたくさん出てきます。そのため、学習センタースタッフが質問対応のブースを準備し、生徒の質問に対応しています。

スタッフによる質問対応

また、今回の試験期間は、高校の先生もたくさん来塾いただき、生徒の質問に対応していただきました。

先生も来てくださいました

質問一つ一つに丁寧に対応していただき、生徒からも「わかった」という声がたくさん聞こえるようになりました。

今後も生徒達の多様な学びに対応できるよう、様々な準備や取り組みをしてまいります。

塚越

遠隔授業を開催しました!(インターン寒川)

初めまして。4月より長期インターンとして活動させていただいている寒川友貴です。

私は兵庫県神戸市出身で、現在は早稲田大学教育学部の3年生を休学しています。

大学では政治教育を専攻しており、これまでは高校生を対象に主権者教育の出前授業を実施したり、船で世界一周をしたりと様々な活動を行ってきました。

その中で「政治」「教育」「地域活性化」というキーワードに興味を持ち、地域連携型の公立塾である隠岐國学習センターに、今回ご縁がありインターンとして活動させていただくことになりました。

まだまだ未熟ではありますが、2人のインターン仲間とともに、力を合わせて頑張っていきたいと思っていますので、1年間よろしくお願いします。

 

左からインターンの田畑くん、関根さん、寒川

さて、5月に入り、生徒たちの服装の変化で季節の変わり目を実感している今日この頃です。

島前地域は日に日に暖かさを増してきており、過ごしやすい環境になってきました。
学習センターでは自立学習や夢ゼミなどの通常授業に加え、SmoothSpace(スムーススペース)という機材を利用した遠隔授業が行われました。

Smooth Spaceを使った授業の様子

SmoothSpaceの機能を用いることにより、離れた場所にいる人とも、同じ空間にいるような場作りをすることが可能になります。

これを利用し、今回は島前高校の2年生4人と宮崎県立飯野高等学校の2年生5人が「観光」をテーマに、議論しました。

 

飯野高校の生徒と議論する様子

最初は、お互い初対面ということや、画面を通した気恥ずかしさもあるのか、生徒たちは緊張した面持ちでしたが、同級生ということもあり、徐々に活発な議論がなされるようになりました。

島前高校の生徒は土地柄、他校との生徒との関わりを持つことがなかなか難しいです。しかし、今回のように最新鋭のICT技術を活用することにより、物理的に遠く離れた他校の生徒との接点を生み出すことができるようになりました。「島だから外と交流ができない」ではなく、「島だからこそできる外との交流」を生徒には今後とも楽しんでもらいたいなと思います。
ゴールデンウィークが終わり、生徒も学習センターもいよいよテストモードです。

生徒たちの日頃の努力が少しでも実るよう、スタッフ一同全力でサポートしていきたいと思います。
寒川

新年度の授業が始まりました!(中山)

副センター長の中山です。

4月もあと僅かになりました。
隠岐の木々は新緑で満たされ,初夏の様相を見せてくれています。

西ノ島町の由良比女神社

さて,学習センターもようやく1〜3年生まで,揃って学び始めました。

1年生は,学習センターの10期生になります。まだまだ早いですが,彼らが3年生になったときに学習センターも10周年。そんな記念すべき生徒たちを迎えられてとても嬉しいです。
5月末まで体験入塾期間となりますが,実際学んでいる方法や内容は,同じです。それぞれがそれぞれの学びの型を模索しながら学習してくれています。

1年夢ゼミの様子

2年生は,先週から今年度の夢ゼミ(グローカルゼミ)がはじまりました。私も1つ担当していますが,生徒たちと面白いものが作れる予感が今からしています。
また,詳細はそれぞれのゼミ担当者からもこのブログなどで書いてもらおうと思いますが,それぞれのテーマを探求していく中で考える力を身につけてほしいと願っています。

グローカルゼミの様子(”夢ゼニ”ゼミ)

3年生は,最終学年です。私自身,3回目の3年担当。これまでの先輩たちと作ってきた蔵・門の2つのクラスの大事なところは守りながら,でも,今の3年生だからこそ創り上げられるものができると信じています。
授業が,週2日から6日に増えて,学習に,進路決定に,それ以外のことにも全力な島前高校生なので,苦しいこともあると思いますが,ぜひ一緒に乗り越えてもらえればいいなと考えています。

3年生の様子

今年の学習センターもとても活気に満ちています。
今年も,この学習センターという場で過ごす1日1日を生徒とともに大切にしていきます。
また,それとともに,1年間生徒たちと学ぶ場・学ぶ内容,学ぶ機会などを大切にしていきます。

最後に,今週末からGWです。10日間ほど休みですが,休みが終わると今年度最初の中間テストが始まります。
生徒たちとは,今週の授業でGWの学習計画も立てる予定ですので,ぜひ,その予定に沿って,休日も大切にしながら,学びの手を止めないでほしいです。

 

中山

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