授業は誰のもの?もちろん生徒のもの!高1夢ゼミ進行中!(澤)
授業は誰のもの?もちろん生徒のもの!
こんにちは。澤です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
4月から「夢ゼミ」(高校の「夢探究」と連動した隠岐國学習センターのキャリア教育)の責任者をしているのですが、大切にしているのは常に「いま」です。
これまでの積み重ねを尊重しつつ、
いまの生徒たちに合わないと感じたら大胆にそれを見直す。
人の細胞が入れ替わるように、夢ゼミも新陳代謝を繰り返しながら、
鮮度の高い教育を生徒たちに提供していけたらいいなと思っています。
高校1年生の夢ゼミは、それを象徴しているゼミです。
生徒たちはいま、「島前地域にいるおもしろい人たち」を特集した雑誌づくりに1年かけてチャレンジしています。
雑誌づくり自体は、昨年度も取り組みました。
今年度の新しいチャレンジはテーマを変えたこと、そして編集権限を生徒に委ねたことです。
昨年度は「形」に着目していたのに対し、今年度は「人」に着目しています。
知夫村、西ノ島町、海士町で暮らしているすてきな人たちを一冊の本にぎゅっと集めちゃおうという企画です。
すてきな人ってどんな人たちだろうとか、誰がそれに該当するんだろうとか、
そういうところから生徒たちが考え、形にしていっています。
おもしろいのは、雑誌の編集長を生徒たちがしていること。
立候補した男女5人の生徒たちが共同編集長として、雑誌の方針づくりから毎回の授業運営まで行っているのです。
彼らとの事前MTGや当日の授業は思わず自慢したくなっちゃうほどすてきなんです。
編集権限を委ねたからこそ立ち現れた生徒の躍動を一等席で見せてもらっているような感じです。
今月中までに取材をほぼひととおり終えた生徒たち。
先日の授業中は一心不乱に、でも明るいエネルギーを放ちながら、原稿書きに励んでいました。
順調にいけば雑誌は来年2月頃に完成します。
いったい何が出来上がるのか、予想の出来ない結末を楽しみに待ちたいと思います。
澤