定期テストの季節がやってきました(澤)
今年も夏がやってきました。
夏休みが間近にせまったこの時期、全国の高校生たちにとって避けてとおれないビッグイベントの一つといえば、そう、定期テストです。
島前高校生たちももちろん同じです。高2生、高3生にとってはもはや定番の、高1生にとっては2回目の定期テストが、やってきました。学習センターでは、島前高校のテストが始まる1週間前から、通常とはことなる特別シフトを組み、生徒たちのテスト対策を応援しています。
高校が終わった放課後の時間から夜10時まで、土日を含め、生徒たちがテスト対策に集中できる環境をスタッフ総出で整えています。
とはいえ、個性あふれる生徒たちが集まっている以上、学びのスタイルも十人十色です。
一人で集中して勉強したい生徒もいれば、スタッフに相談したり質問したりしながら実力をつけたい生徒もいます。生徒同士で教えあい学びあいながら対策したい生徒もいますし、映像授業で理解を深めたい生徒もいます。
こうした生徒たちの声に耳を傾け、学びの環境を整えるのも、わたしたちスタッフの大切な役割です。
限られた空間、限られたスタッフではありますが、「ないものはない」と鼓舞しながら、生徒たちの成績がきちんと上がり、彼らの学びのスタイルにも合致した学習環境づくりを、試行錯誤しながら作っています。
学びの環境を整えながらいつも思うのは、そのプロセスそのものが学びだということです。そして、そのプロセスに、もっと生徒たちも加わってほしいし、そうすればさらにいい学び舎になるだろうとも思うのです。
実はこうした動きは、ちょっとずつですがすでに始まっています。主体的に、能動的に学びたいという意欲をもった生徒たちが、じぶんたちの学び舎はじぶんたちで作るんだと、活動をはじめているのです。こうした実験がどんなかたちで実を結ぶのか。いまからとても楽しみです。
澤