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カテゴリ:授業の様子

高2夢ゼミ~とびだせ!グローバルゼミ~(髙橋)

はじめまして。

4月から学習センターの総務スタッフになりました高橋です。

 

海士町に移住して、早4ヶ月。

こちらに来て初めての夏を過ごしております。

いつのまにか夏休みに突入し、海へと向かう多数の生徒たちを見て

キレイな海が身近にある島ならではの光景だなぁと感じる日々です。

 

さて、今年度から「グローカルゼミ」として新スタートした、2年生の夢ゼミ。

佐藤さんのブログ記事でも、少し紹介がありましたね。

http://okilc.dozen.ed.jp/blog/2016/06/13-939/

 

その中でも、今回は私がお手伝いをしている

「とびだせ!グローバルゼミ」の現在までの活動を紹介します。

 

このゼミの特徴は、なんと言ってもゲストが多いこと!

担当しているのは、高校魅力化コーディネーターの大野さんですが、

毎回、ゼミ生は多種多様なゲストとグローバルにまつわるテーマについて一緒に考えています。

 

島前高校の中村先生と島前地域に影響を与えたグローバルニュースを勉強する回
島前高校の中村先生と島前地域に影響を与えたグローバルニュースを勉強する回

 

留学経験のあるインターン中の大学生と留学する意味について考える回
留学経験のあるインターン中の大学生と留学する意味について考える回

 

普段はなかなか聞けない島外のゲストからも話を聞く機会がありました。

留学経験のあるインターン中の大学生と留学する意味について考える回
ブータンについて研究している早稲田大学の平山先生のお話を聞く回

 

ペルーのアルパカニットをフェアトレードで販売するブランドを立ち上げた吉田さんのお話を聞く回
ペルーのアルパカニットをフェアトレードで販売するブランドを立ち上げた吉田さんのお話を聞く回

 

 

「あなにとっての“グローバル”ってなんですか?」という問いをゼミの初回に投げかけたとき、

多くの生徒が回答したのは、「未知・未体験の世界」でした。

 

グローバル=外国・海外、グローバル人材=英語が話せる人材と結びつけがちですが、

決してそれだけの意味ではなくて、

いろんな立場や経験をしてきた方々と一緒に話し合い、多様な考え方や価値観を知ることを通して、

自分の考えやものの視方を広げていくことがグローバルを学ぶということなんじゃないかなと思います。

 

学校での地域学や地域でのボランティア活動など、

「ローカル」な活動も盛んな島前高校ですが、

「未知・未体験の世界」という意味では、

そういった活動も「グローバル」と言えるのかもしれませんし、

ぜひこれからも地域での活動は大切にしていってほしいです。

 

みなさんにとっての“グローバル”ってなんですか?

 

\飛び出そう!グローバル!!/

 

高橋

期末テストに臨む(中山)

高3担当の中山です。
島前地域も少しずつではありますが夏の空気が広がっています。
来月初旬には海開きも予定されているので,間もなく夏本番!という感じです。

さて,そんな夏本番を迎える前に,学習センターでは1学期の期末試験に向けて1年生から3年生までみんな一斉に学んでいます。

1年生は,これを終えて高校初の夏休み,
2年生は,2度目の夏休み,
3年生は,受験の天王山と呼ばれる最後の夏休み(という名の受験勉強)

となります。それに向け,それぞれが各々の目標に向け頑張っています。

この期間,私はよく生徒たちが学んでいる場所を回っています。
そうするといくつか気づくことがあります。

まずは,生徒たちの多様な学習姿勢についてです。

静かに黙々と学ぶ生徒
静かに黙々と学ぶ生徒

 

グループを作り学びを共有しながら学習を進める生徒
グループを作り学びを共有しながら学習を進める生徒

 

生徒同士で学びながら,切磋琢磨しあう生徒
生徒同士で学びながら,切磋琢磨しあう生徒

 

など,生徒自身がどのように学べばいいか考え,随時振り返りながらテスト勉強に当たってくれている姿を学習センターのあちこちで見かけます。もちろん,私たちスタッフや卒業した先輩たちが生徒たちが分からないところについては指導をしていますが,それよりも生徒たちが自らが学びやすい方法で学ぶことができていることがとてもいいことだと思います。

写真4
写真5

またこの期間は,スタッフと各生徒がテスト指導を通して,普段の関わりを超えたコミュニケーションをとることのできる時間となっていて,とてもいい時間です。

私個人の話をすると,私は3年生とは毎日顔を合わせているのですが,私と1,2年生が共に学べるのは,このテスト期間が主な時間になります。

「士別れて三日なれば刮目して相待すべし。」

という言葉がありますが,まさにテストとテストの間という本当に短い期間しか経っていないはずなのに,みんな成長がよく見えるのでいつも感心してしまいます。

各生徒がそれぞれの目標に向けて,学校での学び,地域での学び,そして,学習センターでの学びを大事にしながら1学期を終えようとしています。
今は目の前に迫った期末試験。
悔いのないようにしっかりと準備をしてほしいです。

 

中山

高3夢ゼミ発表会!(塚越)

みなさんこんにちは。
隠岐國学習センタースタッフ、塚越です。

海士町も平均気温がだんだん上がり、本格的に夏が来ていることを実感致します。
6月18日土曜日、3年生の最後の夢ゼミである、夢ゼミ発表会がありました。
晴天に恵まれたこの日、島前高校の先生方や地域の方等多くの方々が3年生の夢ゼミ発表を見に来られました。

生徒の発表の様子
生徒の発表の様子

発表前、生徒たちは緊張していましたが、自分の発表の出番が来ると、背筋を伸ばしてハキハキと自分の夢ゼミの成果を発表していました。

発表のテーマは人それぞれ異なりながらも、内容がとてもしっかりしており、聞いている大人たちからも「おお!」という声があがっていました。

思い思いに発表する生徒たち
思い思いに発表する生徒たち
参加者へ質問を投げかける場面も
参加者へ質問を投げかける場面も

 

発表し終えた生徒たちは、各グループに分かれて振り返り活動をしました。
各グループで振り返る際、これまでを振り返って涙する生徒もいれば、「夢ゼミで付けた力をこれから先の人生に活かしたい」と、わくわくする生徒もいました。

3年間実施した夢ゼミは、この日で一旦区切りとなりましたが、夢ゼミで成長した3年生達の今後に期待です!

塚越

高2夢ゼミ~グローカルゼミ~(佐藤)

こんにちは。
スタッフの佐藤です。

学習センターの廊下には
大きな黒板があります。

これまでは
時折数学や英語を解説するときに
使っていただけなのですが
先月から掲示板として活用をはじめました。

今までの黒板
今までの黒板

内容は2年生の夢ゼミ
グローカルゼミについてです!

現在の掲示板活用をしている黒板
現在の掲示板活用をしている黒板

2015年度まで2年生の夢ゼミは、
月1度、全員一斉に実施していましたが、
今年度から10人程度の少人数制ゼミ形式に変更、
5つのゼミに分かれて活動しています。

少人数制の良さをいかして考える力をのばすという目的は、
5つのゼミすべて共通ですが、扱っている題材が異なります。

あいがもコシヒカリを売る、
地域通貨ハーンの流通について考える、
世界と島前地域のつながりを考える、
お片づけ、パン作りなどなど。

「飛び出せグローバル」ゼミ
「飛び出せグローバル」ゼミ
海士町産の米販売に取り組むゼミ
海士町産の米販売に取り組むゼミ

少人数制でじっくり取り組めるところが、
グローカルゼミのメリットではありますが、
ほかのゼミの様子がわからないことが難点。
そこで掲示板を活用して、
それぞれのゼミの進み具合を共有しています。

せっかくの大きな黒板。
うまく活用して生徒同士のコミュニケーションに
つなげていけるといいなと思っています。

佐藤

手帳を活用した学習をしています!(伊木)

皆さん、こんにちは!

早いもので学習センタースタッフになって1年が経ちました、伊木です。

昨年は総務・経理の仕事がメインでしたが、
今月から教務の仕事もさせて頂くことになりました。引き続きよろしくお願いします。

さて、この4月から学習センターでは、手帳を使った自立学習を行っています。

「ほぼ日手帳」を使わせて貰っています。
「ほぼ日手帳」を使わせて貰っています。

週間スケジュールのページを使い、生徒は毎週自分の学習計画を立て、振り返ります。
スタッフは生徒に適した計画の立て方、学習の仕方をアドバイスするという役割で面談をしています。

面談の様子
面談の様子

 

基本的に手帳の使い方は生徒に委ねられており、
生徒によっては日ごとのページに日記を書いたり、
学習したことを記録したり、様々な方法で手帳を活用しています。

「夢ゼミ」で学んだことも手帳に綴られており、
学校や課外活動の際にもこの手帳を持ち歩く様子が見られます。

 

課外活動で手帳を使う生徒たち

   

財布、携帯電話、手帳、の3点セットが移動の際の必需品になっているのではないか!?と思うほどです。

1年後、思い出と学習の成果が詰まった手帳になっているといいな…という願いを持ちつつ、生徒との面談に臨みます。
伊木

高1夢ゼミ「Project Dozen」が始まりました!(インターン三輪)

こんにちは!4月から隠岐國学習センターでインターンをしております、三輪舞佳です。
宮崎県出身で、現在は神戸大学大学院国際協力研究科に所属しております。
島前に来て2か月ほど経ちましたが、とても充実した毎日を過ごしております。
さて、5月19日に1年生の夢ゼミを実施しました。
この日は、これから1年間取り組む「Project Dozen(プロジェクトダース)」の初回でした。
“カタチ”をテーマに、島前高生しか知らない島前の12のストーリーを雑誌にする、というプロジェクトです。

佐藤さんによる
佐藤さんによるProject Dozenについてのお話

まず、前回宿題として出されていた『島前地域で見つけた、なぜ?が生まれる“まる”』の写真をみんなで持ち寄って、
どこで撮ってきたのか、何が気になるのかをグループごとに話し合いました。
「学校へ行く途中に見つけた」「これハリセンボンっぽいよね」「この写真のどこがまるいの?」等々、
1つの写真からいろいろな話が飛び交いました。

グループで話し合った後に
グループで話し合った後に、
他のグループの話も共有しました。
他のグループの話も共有しました。

各グループで出た意見を全体でまとめて、島前らしさが見つかりそうなキーワードを選びました。

 

キーワードからイメージを膨らませています
キーワードからイメージを膨らませています

次回までの宿題は『選んだキーワードに関する写真を撮ってくること』。
何気ないところにおもしろい“カタチ”がころがっているかもしれませんね。
三輪

中間試験期間&草刈り(インターン長谷川)

はじめまして!長谷川大介と申します。
今年度4月より、隠岐國学習センターで長期インターン(1年間)として働いています。出身は鳥取県米子市淀江町出身で、現在、龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科に所属している4回生です。大学では教職課程を履修しながら、まちおこしや地域活性について学んでいます。滋賀県大津市を中心に、子どもたちへの夜の居場所づくり活動もしていました。
1年間、教える立場であるとともに、私自身たくさん学んでいきます。

 

さて、GW明けから10日間ほど試験期間でした。
連日多くの生徒が学習センターに来て中間試験に向けて自習をします。「スーパーサイレントルーム」、「サイレントルーム」、「まなびあい」などの部屋に分かれ、生徒たちは自習をします。

あ
島後部屋(学びあい)にて自習する生徒たち
質問をする生徒

分からないところは、スタッフに質問することができます。

さらに、島外のスタッフや、今年の3月に高校を卒業して4月から大学生になった卒業生も「遠隔兄さん・姉さん」として登場してくれました。

遠隔兄さん・姉さん
遠隔兄さん・姉さんに質問する生徒

自習が終わった後は、毎回スタッフ間で振り返りを行い、次につなげます。
試験期間中の13日(金)には、スタッフで学習センター裏の草刈りを行いました。雑草が多いですね…。伸びきっています。

ああ
学習センター裏側の様子(Before)

一人一種類の雑草を抜く戦法&草刈り機で攻めていきます。すごく捗りました。

途中経過
途中経過

 

ああ
学習センター裏側の様子(After)

作業後は、「シュワっとしたものを飲みたいね」ということでサイダーをみんなで。

作業後
作業後のサイダーは美味しい!

中間試験期間も終わり、もうすぐ総体がはじまります。
その後は、期末試験期間です。

日々、学んでいきましょう。

長谷川

7期生(新高3)蔵組始動!(中山)

学習センター指導スタッフの中山です。
平成28年度がスタートしました。今年の春も,島前地域は,新1年生を満開の桜で迎えてくれました。そんな彼らはこれから3年間,島前地域という学び舎で,ますます成長してくれることと思います。

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高校へ向かう坂道の桜

また,2年生は,学年が1つ上がり,教わる立場から教える立場に変わりました。また,新たな成長がこの1年あることを期待します。

そして,3年生は高校生活もあと1年です。様々な進路希望や夢を少しずつ具体的にしながら,それらに向かって頑張ってもらいたいと思います。

さて,そんな3年生たちには,4月はじめの授業で2つの話をしました。

まず,全員に「ほぼ日手帳」を渡し,スケジュール管理と日々の記録を自分なりの方法で行ってほしいという話をしました。3年生になると高校最後の行事が目白押しです。すべてしっかりやりたい,悔いの残らないようにしたいと思うはずです。もちろん,とても良いことです。しかし,進路希望や夢を叶えるためには,学校行事などとともに頑張らなければならないこともたくさんあります。それらをどちらも自分の思い通りに行うには,計画を立て,実行し,振り返るという作業を自分自身で行えなければなりません。それを4月から手帳を活用して行ってもらいたいと伝えました。すでに,生徒たちの多くは,面談や夢ゼミの授業などでは,手帳を手元に置き,必要なところはメモを取ってくれていますし,それぞれが使いやすい方法で活用してくれているようです。

手帳を活用する生徒たち
手帳を活用する生徒たち

次に,3年生の受験クラス(通称,蔵組)の雰囲気づくりの話をしました。この蔵組は,今年で7期目です。これまでの先輩たちが作ってくれた空気もしっかりと大事にしてほしいと思います。ただ,それだけではいけません。今の蔵組7期生が自分たちの大事にしたいものは何か考えてもらい,それをしっかり1年間守り抜いてほしいということを伝えました。その後,時間をとって,全員で考えました。

ディスカッションをする生徒たち
ディスカッションの様子

途中,今年の卒業生に北海道から遠隔で3年生にエールを送ってもらいましたが,3年生の中で,2年生の時とは何か違うなと思ってもらうきっかけになったようです。

卒業生の先輩からエールを貰います。
卒業生の先輩からエールを貰います。

それからひと月が経ちました。少しずつですが,受験生として,また,3年生と呼ぶにふさわしい雰囲気が出てきたと思います。

もちろん,まだまだこれからですが,3年生もそして,私たちも「本気で,本音で,チームで」頑張っていきたいと思います。

 

中山

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