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隠岐國学習センター通信 Blog

2016年12月の記事

師走の学習センター(石田)

いよいよ年末が迫ってきましたね。

今年こそは!という新年の決意と気合は何処へ
大掃除や年賀状、諸々準備に追われアタフタの師走
を走り抜けた 総務の石田です。

さて今日は学習センター師走の様子をお知らせしようと思います。
終業式を終えると寮に住んでいる多くの生徒は大きなキャスターを
引いてそれぞれの家に帰って行きました。

フェリーの出発ぎりぎりまで学習センターで手帳の撮影に協力して
くれていた生徒や学習に励む生徒、久しぶりの帰郷の嬉しさに
いつもよりはしゃぎ気味な生徒。
「よいお年を~」と言い合って、見送りました。

冬休みに入り来塾する生徒は少なくなりましたが、
島内の1年生は自習に来ている生徒をちらほら見かけます。
寒い日の午後は土間の暖炉がつくので、静かな中、パチパチと木が
燃える音が心地よいです。

2年生は本格的に進路について考えるべく、教務スタッフと面談を
行ったり年明けから始まる『じぶん夢ゼミ』の準備をしている様です。

そして3年生。
3年生の一部は進路が決定し、12月末・1月末での早期卒塾の希望者から
卒塾届が届くようになりました。
顔が見えなくなって、なんだか寂しいなと思う反面、自分の
進むべき道に向かってやるべきことを進めていることでしょう。

半数以上の3年生はセンター試験に向けて引き続き学習センターで猛勉強を続けています。
冬期講習で朝から晩まで、黙々と問題を解く日々。
蔵部屋に入るとピーンとした空気を感じて、いよいよ受験モードですね。
集中して勉強する生徒の真剣さが伝わります。

学習センタースタッフは、協力して大掃除をしました。
ホワイトボードもピカピカ、棚の中も整理されてスッキリ!
プチ模様替えもしました。
↓今まで事務室内にあった「裏紙ストック棚」がコピー機横に移動しました。

※写真

キレイになってますます居心地よい学習センターになりました。

これで新年からも勉強が捗る環境になったことでしょう。
生徒の皆さん、冬休みが終わったらまた塾でしっかり学びましょう。

今年も一年お世話になりました。
どうぞ良いお年お迎えください。
石田
※学習センターは年末年始(12月30日~1月3日)を閉塾とします。

特別夢ゼミ開催!テーマはIT漁業!(インターン今井)

こんにちは。インターンの今井です。

早いもので2016年もあと少し。そういえば、今年の漢字は「金」だったそうで…。皆さんにとって、今年の漢字は何ですか?私の今年の漢字は「挑」です。おかげさまでいろんなことに「挑」戦できた1年でした。ありがたい話です。皆さんも2016年を振り返ってみてはいかがでしょうか?

さてさて、12/16(金)に、公立はこだて未来大学の和田雅昭教授と長崎健准教授をお招きして特別夢ゼミ講座を実施いたしました。

テーマはズバリ、「マリンIT」。
和田先生いわく、マリンITとは、海の環境や資源の「見える化」のためにIT技術を活用したものとのこと。

この「見える化」という言葉。マリンITにおけるキーワードです。

和田先生がマリンITに取り組むようになったきっかけは、地球温暖化により海の環境が急激に変化している現在において、よりいっそう計画的・安定的かつ持続可能な漁の必要性を感じたからでした。

和田先生
和田先生のお話

現在は、最新のIT技術を駆使し、「うみのアメダス」を用いた海洋環境の見える化、「うみのレントゲン」を用いた水産資源の見える化を日本全国で推進されています。

「うみのアメダス」とは、日本の海にユビキタスブイと呼ばれる小型安価な水温観測ブイを設置することによって、日本中の気象状況を見える化しているアメダスのように、海洋環境の「見える化」を進める施策のことです。「うみのレントゲン」とは、漁師さんの航跡や漁獲量などをデータ化し、水産資源の「見える化」を進める施策のことです。これらにより、よりいっそう計画的・安定的かつ持続可能な漁が実現可能になると和田先生はおっしゃっていました。

そんな素晴らしい取り組みをなされている和田先生ですが、気をつけていらっしゃることのひとつに、「そのデータを使いたい人に見やすく、わかりやすく」ということがあります。漁師さんの大半が70代以上の高齢者である地域も多いらしく、その人にとって見やすいデザインを追求するのもマリンITを推進する上での大切な要素の一つだそうです。

 

さて、お次は長崎先生のお話。

長崎先生は画像工学のプロフェッショナルであり、マリンITのキーワードである「見える化」に大貢献されているお方です。小型の高性能カメラ(アクションカム)を駆使して水中撮影をし、実際に魚はどうやって仕掛けにかかるのかを「見える化」して分析することを主なお仕事とされています。例えば、タコ漁を水中撮影し、どうやってタコが仕掛けにかかるかの一部始終を撮影しその後分析をするといった感じです。実際にタコ漁の映像を見せていただいた時、生徒が食い入るように映像を見ていたことがとても印象的でした。

珍しい映像ですから、私も食い入ってました。(笑)

今まで水中で起きていて全く見えなかったことが技術の進歩で見えるようになる。これが海の「見える化」か!と鳥肌が立ちました。

長崎先生のお話
長崎先生のお話

地球温暖化による海洋環境の急激な変化のため、水産資源の増減が激しくなった漁業を「見える化」(データ化、数値化)し、情報を収集。その情報をユーザー(漁師さん)に見えやすい形で提供することによって、よりいっそう計画的・安定的かつ持続可能な漁が可能になる。これがマリンIT。かっこいいですね。
講演後、生徒が先生方にこれでもかというくらいに質問を投げかけていました。
生徒にとっても非常に有意義な時間であったことは間違いなしです!

生徒からの質問攻めに遭う先生方
生徒からの質問攻めに遭う先生方

また今回、和田先生と長崎先生はマリンITを海士町に導入するために来島されました。

岩牡蠣の養殖場にユビキタスブイを設置後に、隠岐國学習センターに来ていただいた次第です。

これで、より多くの人々に海士町ブランドの「いわがき春香」をお届けできることでしょう。海士町×マリンITの今後に期待です!
和田先生、長崎先生、貴重なお話ありがとうございました!!

 

今井

「本気のデザイン塾」を開催しました!(伊木)

こんにちは。スタッフの伊木です。
寒さも増してきて、学習センターでは毎日薪ストーブが焚かれるようになりました。

12月10日(土)に、「本気のデザイン塾」を実施しました。講師として、京都造形芸術大学の吉田大作さんと酒井洋輔先生にお越し頂きました。
10月中旬に遠隔で行った授業の第2弾です。
前回参加した生徒たちはこの日を楽しみにしていました。

まずは、「デザインとは何か」のお話。
酒井先生の今までされてきたお仕事の紹介を通じて、
デザインとは、「絵を描くこと」ではなく、「人の気持ちを動かすこと」であること、
見た目の印象を作ることというイメージを持たれがちだが、そうではなくクライアントが本当は何をしたいのかを掘り当てていく仕事だということのお話がありました。
「デザイン」は「絵がうまくないとできない」というイメージを持っていた生徒は驚いた様子です。

授業の様子
授業の様子

次に、「人に伝える」ことの体感のワーク。
「自分の好きな食べもの」を一切言葉を使わずに、ジェスチャーのみで伝えることに挑戦。

「好きな食べ物」を言葉を使わずに伝えてみよう!
「好きな食べ物」を言葉を使わずに伝えてみよう!

伝わったグループもあれば、伝わらないグループも。
同じ情報を発信しても、伝わる人と伝わらない人がいて、受け手によって大きく変わることが分りました。
今回の講座の宿題は、「島前らしいと感じるもの」を持ってくることでした。
グループで共有した後全体に発表しましたが、酒井先生から厳しいコメントが。
「これって、ここにしかないの?」
「他のところにも同じものがあるんじゃない?」
「ここにしかない”らしさ”って何なの?」
生徒たちは戸惑いつつも、改めて島前にしかない”島前らしさ”を考え直すことにしました。
先生達からは、「自分たちの近くにある、すごく身近なものを見つめ直してみて」というアドバイス。

島前にしかない…らしさとは何だろう?
島前にしかない…らしさとは何だろう?

どのグループも頭を悩ませています…。

 

最後に改めて発表。
釣り具が売られているガソリンスタンド、あまマーレ、隠岐汽船の本土行きのチケットなど様々なアイディアが。
最初よりも、ここにしかない”島前らしさ”に近づけたようです。
吉田さん・酒井先生からは、そういった自分たちのらしさを考え続けるプロセスが大切だということを講評いただきました。
アイディアは、既存の情報の組み合わせ。他の人が持っていない情報を持っていると新しいものが生まれる。
逆に、他の人と同じ情報媒体しか持っていないと皆と同じになって、新しい気付きが生まれづらい。
だからこそ、この地域でしか味わえないことや出会えないことを考え、経験することが自分が他の人が持っていない情報を持つことに繋がる。
そして、皆と違えば違うほど求められる、とも。

 

生徒たちからは、こんな感想が出ました。
「”~らしさ”って考えるのは難しいと思いました。」
「きっと自分にしかない「自分らしさ」があります。それを3年しかない島での生活で見つけようと思います。」
「デザインというものは、センスとか絵のうまさとかだと思ってたけど、気付きや経験や、お客さんの気持ちで出来ているということを初めて気付きました。」
「将来来まちづくりをしたいと考えているから”まちらしさ”が何なのかを考えないとなぁと思った。」

“デザイン”に対するイメージがガラっと変わったようです。
私自身も、「島前らしさ」や「学習センターらしさ」を考え続けていきたいと思います。
吉田さん、酒井先生、貴重な授業をしていただき本当にありがとうございました!!

追伸:
「サインを貰えば夢が叶う」という噂の吉田さんにサインを最後にちゃっかり頂く生徒たちでした。

吉田さんにサインを頂こう!
吉田さんにサインを頂こう!

伊木

学習センター流・期末テスト対策(高橋)

なんだか急に寒くなったと思ったら、もう12月。
月日が流れるスピードの速さにびっくりしている、
総務スタッフの高橋です。

さて、12月といえばクリスマス。
クリスマスといえば、冬休み。
冬休みといえば、その前に避けては通れない、
2学期の期末テストです。

テスト期間中は、普段の授業とは異なり、
テスト勉強をするために、
1年生~3年生までたくさんの生徒が
学習センターに集まります。

テスト期間中の基本的な教室の使い方やルールは、
生徒たち自身がワークショップで考えたものですが、
より良い学習環境にするために、生徒の状況や人数に応じて、
学習センターのレイアウトを今も少しずつ変化させています。

例えば、今回のテスト期間では・・・

「学びあい」教室
「まなびあい」教室

この教室は、いつもは、「まなびあい」と言って
数名がわからない問題を教え合いながら勉強する教室にしていますが、
今回はその「まなびあい」スペースの隣に、
「グループサイレント」という新たなスペースを設置。

まなびあいほど問題を教え合うことはしないけど、
ちょっとした質問を友達に確認したい、
みんなで一緒に勉強したい、という
生徒にとって使いやすいスペースになりました。

また、テスト期間中では、おなじみの
卒業生に遠隔指導をしてもらう、
「遠隔兄さん姉さん」システム。

遠隔ねえさん(卒業生)に質問する生徒
遠隔ねえさん(卒業生)に質問する生徒

今までは、スタッフがいるスペースから
少し離れた場所を使っていたのですが、
今回からスタッフの目に届く場所に席を設けることで
効率良く、生徒がこのシステムを使って
わからない問題を質問することができるようになりました。

他にも、普段は3年生が受験勉強のために使っている
とっても静かな教室を1~2年生にも開放したりと、
生徒がよりテスト勉強に集中できるような環境になるよう
スタッフみんなで考えて、学習センターの使い方を工夫しています。

わからない問題を教えることはもちろんですが、
それだけではなく、生徒がより勉強しやすい空間にするための環境づくりを通して、
テスト期間中の生徒たちをこれからも応援していきます!

高橋

はじめての薪ストーブ点火奮闘記(インターン長谷川)

こんにちは。
インターンの長谷川です。

気がつけば12月になりましたね。とても寒くなってきました。
全国的にも,すでに雪が降っているところもあるそうで…。
島前地域はまだ雪が降っていませんが,日本海からの北風と海が近いこともあってとても寒いです。

隠岐國学習センターでは室内を暖めるために薪ストーブを焚いています。
生徒やスタッフの憩いの場にもなっており,毎年肌寒くなる11月中旬から使っています。
基本的にはスタッフが焚くことになるので焚き方を覚えねばなりません。

暖炉
暖炉

ということで,今回は初めて私1人で薪ストーブを焚いてみました。
うまくいくでしょうか…。(ちょっと不安です。)

火を点ける前の薪ストーブ
火を点ける前の薪ストーブ

薪ストーブは,薪を燃やしその放射熱を利用して室内を温める構造になっています。
燃焼中ストーブ内の温度は約400℃,表面温度は約300℃です。
※ とても熱いので,ストーブに直接手を触れないようにしましょう。

① 室外に置いてある薪を2,3個取ってくる(毎年スタッフが薪割りしているものです。)

薪

薪には針葉樹と広葉樹の2種類があり,針葉樹は燃えにくく広葉樹の方が燃えやすいそうです。
また,乾いた薪を使います。濡れていると火がうまくつきません。
薪を地面に打ち付けた音で判断したり重量で判断したりしますが,まだまだ見分けがつかないです…。

② 前方の窓から薪を入れ,新聞紙と一緒に格子状に組み立てる

一緒に入れる新聞紙は丸めたものと細長く伸ばしたものを使用します。
2種類作ることは初めて知りました。

組み立て
組み立て

③ 新聞紙に火をつける

火をつける
火をつける

下に敷いている新聞紙に火をつけ,薪の皮→薪本体の順に燃やします。
ストーブの下からは空気が通るようになっていて,上は煙突に通じています。
煙が上に流れる上昇気流の性質を利用して空気の流れをつくります。
下には空気弁が付いているのでこれをうまく利用します。これも知らなかった…。

④ 暖炉横から空気を入れる
空気を入れる道具を使い,燃えかけている薪に空気を送り込みます。
薪に火がつきそうです!!いける!

⑤ 薪に火がつき室内が暖まる
はずですが…。うまくいきません。
薪と新聞紙の量が多すぎたようです。失敗しました。
組み直してもう一度。

燃える薪
燃える薪

今度はうまくつきました。

ついたと思ったら停電が発生。館内が暗くなります。
「最終的に生き残るのはこっち(薪ストーブ)だなー」と他のスタッフが一言。
一次エネルギーは強いですね…。

屋根上の煙突からはモクモクと煙が出ています。

煙突から出る煙
煙突から出る煙

薪ストーブでは,焼き芋やピザも作れるみたいですよ。
鍋もやっているみたいです。

今回は,薪ストーブの焚き方をご紹介しました。
ご覧いただきありがとうございます。

厳しい冬の寒さを乗り越えていきましょう。
それでは。

長谷川

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