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はじめての薪ストーブ点火奮闘記(インターン長谷川)

こんにちは。
インターンの長谷川です。

気がつけば12月になりましたね。とても寒くなってきました。
全国的にも,すでに雪が降っているところもあるそうで…。
島前地域はまだ雪が降っていませんが,日本海からの北風と海が近いこともあってとても寒いです。

隠岐國学習センターでは室内を暖めるために薪ストーブを焚いています。
生徒やスタッフの憩いの場にもなっており,毎年肌寒くなる11月中旬から使っています。
基本的にはスタッフが焚くことになるので焚き方を覚えねばなりません。

暖炉
暖炉

ということで,今回は初めて私1人で薪ストーブを焚いてみました。
うまくいくでしょうか…。(ちょっと不安です。)

火を点ける前の薪ストーブ
火を点ける前の薪ストーブ

薪ストーブは,薪を燃やしその放射熱を利用して室内を温める構造になっています。
燃焼中ストーブ内の温度は約400℃,表面温度は約300℃です。
※ とても熱いので,ストーブに直接手を触れないようにしましょう。

① 室外に置いてある薪を2,3個取ってくる(毎年スタッフが薪割りしているものです。)

薪

薪には針葉樹と広葉樹の2種類があり,針葉樹は燃えにくく広葉樹の方が燃えやすいそうです。
また,乾いた薪を使います。濡れていると火がうまくつきません。
薪を地面に打ち付けた音で判断したり重量で判断したりしますが,まだまだ見分けがつかないです…。

② 前方の窓から薪を入れ,新聞紙と一緒に格子状に組み立てる

一緒に入れる新聞紙は丸めたものと細長く伸ばしたものを使用します。
2種類作ることは初めて知りました。

組み立て
組み立て

③ 新聞紙に火をつける

火をつける
火をつける

下に敷いている新聞紙に火をつけ,薪の皮→薪本体の順に燃やします。
ストーブの下からは空気が通るようになっていて,上は煙突に通じています。
煙が上に流れる上昇気流の性質を利用して空気の流れをつくります。
下には空気弁が付いているのでこれをうまく利用します。これも知らなかった…。

④ 暖炉横から空気を入れる
空気を入れる道具を使い,燃えかけている薪に空気を送り込みます。
薪に火がつきそうです!!いける!

⑤ 薪に火がつき室内が暖まる
はずですが…。うまくいきません。
薪と新聞紙の量が多すぎたようです。失敗しました。
組み直してもう一度。

燃える薪
燃える薪

今度はうまくつきました。

ついたと思ったら停電が発生。館内が暗くなります。
「最終的に生き残るのはこっち(薪ストーブ)だなー」と他のスタッフが一言。
一次エネルギーは強いですね…。

屋根上の煙突からはモクモクと煙が出ています。

煙突から出る煙
煙突から出る煙

薪ストーブでは,焼き芋やピザも作れるみたいですよ。
鍋もやっているみたいです。

今回は,薪ストーブの焚き方をご紹介しました。
ご覧いただきありがとうございます。

厳しい冬の寒さを乗り越えていきましょう。
それでは。

長谷川

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