今年も、草刈り、始めました。(インターン田畑)
こんにちは。長期インターンの田畑陽です。
大分は別府のAPU(立命館アジア太平洋大学)国際経営学部に所属していますが、今年度4月より1年間、休学して隠岐国学習センターでインターンとして活動させていただくことになりました。
島前に来て早2か月。壮大かつ静謐(せいひつ)な自然に囲まれながら、充実した毎日を過ごしています。
5月も半ば、GW明けは中間試験の試験期間でしたが、学習センターでも試験対応ということで特別にシフトが組まれ、日夜訪れる大勢の生徒の質問に答えたり、生徒が自習しやすい環境を整えるべく日々ミーティングを開いたりの毎日でした。
そんな中、学習センターでも自然の息吹を感じる機会が。恒例の草刈りです。
今年は各々手作業で草を刈っていたのですが、いかんせん量が多く。特に学習センター裏の草むらは強い根を張り、ただがむしゃらに立ち向かっても埒が明かない、ということで文明の利器、鎌を利用して作業を進めました。これがとても捗る。
最終的には全ての草を刈り終えることが出来ました!いい汗かいた!
人生というのも、どこか草刈りに似ている部分があるのかもしれません。鬱蒼(うっそう)と茂る課題という名の雑草。全て抜いたと思ったら、また生え始め、終わりが見えない。少し手を加えれば抜けるもの、どう頑張っても一人では抜けないもの、根の張り方も様々。
そういう意味では人は皆、自分の庭を持っていて、そこに生え続ける雑草と日々戦っているのかもしれません。
学習センターは、そういった人にとって、隣に立ち、この手強い雑草を共に抜こうと言えるような、抜くにはどうしたらいいのかを一緒に悩みながら考えられるような、そんな存在でありたい。もっといえば、課題と自分で対面するための鎌を用意できる場でありたい。そう考えています。
そう、緑鮮やかな自然というのは、自分の外、周囲にのみあるのではなくて、自分の中にもあるのかもしれませんね。
田畑