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隠岐國学習センター通信 Blog

2017年5月の記事

今年も、草刈り、始めました。(インターン田畑)

こんにちは。長期インターンの田畑陽です。
大分は別府のAPU(立命館アジア太平洋大学)国際経営学部に所属していますが、今年度4月より1年間、休学して隠岐国学習センターでインターンとして活動させていただくことになりました。
島前に来て早2か月。壮大かつ静謐(せいひつ)な自然に囲まれながら、充実した毎日を過ごしています。

西ノ島の国賀海岸にひっそりと佇む鳥居

5月も半ば、GW明けは中間試験の試験期間でしたが、学習センターでも試験対応ということで特別にシフトが組まれ、日夜訪れる大勢の生徒の質問に答えたり、生徒が自習しやすい環境を整えるべく日々ミーティングを開いたりの毎日でした。
そんな中、学習センターでも自然の息吹を感じる機会が。恒例の草刈りです。

溢れる自然を前に草むしりに取り掛かるスタッフ

今年は各々手作業で草を刈っていたのですが、いかんせん量が多く。特に学習センター裏の草むらは強い根を張り、ただがむしゃらに立ち向かっても埒が明かない、ということで文明の利器、鎌を利用して作業を進めました。これがとても捗る。
最終的には全ての草を刈り終えることが出来ました!いい汗かいた!

 

作業が一段落したら、休憩!

人生というのも、どこか草刈りに似ている部分があるのかもしれません。鬱蒼(うっそう)と茂る課題という名の雑草。全て抜いたと思ったら、また生え始め、終わりが見えない。少し手を加えれば抜けるもの、どう頑張っても一人では抜けないもの、根の張り方も様々。

 

そういう意味では人は皆、自分の庭を持っていて、そこに生え続ける雑草と日々戦っているのかもしれません。
学習センターは、そういった人にとって、隣に立ち、この手強い雑草を共に抜こうと言えるような、抜くにはどうしたらいいのかを一緒に悩みながら考えられるような、そんな存在でありたい。もっといえば、課題と自分で対面するための鎌を用意できる場でありたい。そう考えています。
そう、緑鮮やかな自然というのは、自分の外、周囲にのみあるのではなくて、自分の中にもあるのかもしれませんね。

 

田畑

1学期中間試験の様子(塚越)

こんにちは。学習センターの塚越です。

5月になり、海士町の気温も20℃を超える日が増え、生徒から「アイスが食べたいです!」と、言われることも増えてきました。

さて、島前高校では先日1学期の中間試験が行われました。
隠岐國学習センターでは、中間試験に向けて1年生から3年生までが、一斉に試験に向けて学習していました。

日々の学習の様子を見ていると、生徒一人ひとりの学習方法からも、生徒のそれぞれ個性が見えてきます。
1人で黙々と学習をする生徒もいれば、数名で話し合って学びたい生徒もいます。
特に、試験前のこの期間は、生徒の学習の個性がとてもよく現れます。

隠岐國学習センターでは、そのような様々な個性に対応できる学習環境を作り、生徒達が快適に学習できるように場を提供しています。

学び合いしている生徒たち
3年生も黙々と学習中
黙々と1人で集中するスペース

様々な学習をする中で、質問もたくさん出てきます。そのため、学習センタースタッフが質問対応のブースを準備し、生徒の質問に対応しています。

スタッフによる質問対応

また、今回の試験期間は、高校の先生もたくさん来塾いただき、生徒の質問に対応していただきました。

先生も来てくださいました

質問一つ一つに丁寧に対応していただき、生徒からも「わかった」という声がたくさん聞こえるようになりました。

今後も生徒達の多様な学びに対応できるよう、様々な準備や取り組みをしてまいります。

塚越

遠隔授業を開催しました!(インターン寒川)

初めまして。4月より長期インターンとして活動させていただいている寒川友貴です。

私は兵庫県神戸市出身で、現在は早稲田大学教育学部の3年生を休学しています。

大学では政治教育を専攻しており、これまでは高校生を対象に主権者教育の出前授業を実施したり、船で世界一周をしたりと様々な活動を行ってきました。

その中で「政治」「教育」「地域活性化」というキーワードに興味を持ち、地域連携型の公立塾である隠岐國学習センターに、今回ご縁がありインターンとして活動させていただくことになりました。

まだまだ未熟ではありますが、2人のインターン仲間とともに、力を合わせて頑張っていきたいと思っていますので、1年間よろしくお願いします。

 

左からインターンの田畑くん、関根さん、寒川

さて、5月に入り、生徒たちの服装の変化で季節の変わり目を実感している今日この頃です。

島前地域は日に日に暖かさを増してきており、過ごしやすい環境になってきました。
学習センターでは自立学習や夢ゼミなどの通常授業に加え、SmoothSpace(スムーススペース)という機材を利用した遠隔授業が行われました。

Smooth Spaceを使った授業の様子

SmoothSpaceの機能を用いることにより、離れた場所にいる人とも、同じ空間にいるような場作りをすることが可能になります。

これを利用し、今回は島前高校の2年生4人と宮崎県立飯野高等学校の2年生5人が「観光」をテーマに、議論しました。

 

飯野高校の生徒と議論する様子

最初は、お互い初対面ということや、画面を通した気恥ずかしさもあるのか、生徒たちは緊張した面持ちでしたが、同級生ということもあり、徐々に活発な議論がなされるようになりました。

島前高校の生徒は土地柄、他校との生徒との関わりを持つことがなかなか難しいです。しかし、今回のように最新鋭のICT技術を活用することにより、物理的に遠く離れた他校の生徒との接点を生み出すことができるようになりました。「島だから外と交流ができない」ではなく、「島だからこそできる外との交流」を生徒には今後とも楽しんでもらいたいなと思います。
ゴールデンウィークが終わり、生徒も学習センターもいよいよテストモードです。

生徒たちの日頃の努力が少しでも実るよう、スタッフ一同全力でサポートしていきたいと思います。
寒川

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