「鳥取大学の学生との交流を行いました・2年生(中山)」
3年生は,7月末から8月末までのひと月,朝から晩まで勉強尽くしの夏を乗り切りました。
そして,最後の文化祭・体育祭も天候にも恵まれ,盛大に行うことができたようです。
あとは,受験に向けて悔いのないように一緒に頑張っていきます。
さて,今日は,先日6日にお越しいただいた鳥取大学の学生と高校2年生たちの交流会について書きたいと思います。
毎年,鳥取大学地域学部の1年生には,地域のことを学ぶ場として海士町を選んでいただいているようで,今年もその学びの場の1つとして学習センターを選んでいただき,先生・学生合わせて20名弱の方にお越しいただきました。
ここまででは,例年通りの内容なのですが,今年は例年と一味違います。
というのは,昨年卒業し,鳥取大学の地域学部に進学した高信さんが学生たちのリーダーとして帰ってきてくれたからです。
昨年,共に学習センターで学んだ卒業生が,こうして大学の仲間とともに帰ってきてくれるのは,
とても嬉しいことです。
しかも,今回は,高信さんと私の2人で授業をすることもできました。
私にとって,卒業生と授業をすることは夢の1つだったので,とても貴重で良い経験となりました。
授業は,まず,鳥取大学の学生から鳥取大学でどういう学びをしているか,将来どのようなことをしたいか,普段の学生生活の話など,普段はなかなか聞くことのできないことを2年生に話をしてもらいました。
鳥取大学の学生は,全国各地から来ているようで,それぞれの学生が自分の想いを持っていました。2年生は,そんな学生の言葉を真剣に話を聞いて大事なことは手帳にメモをしていました。
その後,2年生が週に1度の夢ゼミで行っている「グローカルゼミ」のことを各ゼミに分かれて大学生に説明をしました。
文化祭・体育祭に加え,天候が悪く休校が何日かあった中で,
普段の様子やグローカルゼミで感じたことを自分たちの言葉で話をしてくれていました。
鳥取大学の学生からは,「こんなに高校生と真剣な話をしたり聞いたりしたのは初めて」,
「生徒たちの発表からたくさんの気づきがあった」など嬉しい意見もいただけて,
お越しいただいた学生たちにとっても,良い時間になったことだと思います。
2年生も高校生活の折り返し地点。あと1年半と考えるか,
まだ1年半と考えるかはそれぞれだと思います。
しかし,どちらにせよ,まだまだたくさんの経験ができるし,たくさんの学びができます。
ぜひ,そんな学びの場を十分に活かして欲しいです。
もちろん,3年生もこれからまだまだ学びます。
半年とはいえ,とても濃密な時間です。
その中で悔いの残らない高校生活だったと胸をはれるように私も生徒たちの伴走をしっかりとしていきたい,そう感じた交流会でした。
中山