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2016年2月の記事

さぼる【サボ−る】

みなさん

学んでますか。

大人は仕事をします。

みなさんは学んでください。

学ぶのは嫌いですか。

僕は嫌いでした。

だからときどきサボりました。

…いえ,しょっちゅうサボってました。

とてもとても後悔しています。

なぜなら「いまは学ぶことがとても楽しい」からです。

僕は学生のとき勉強をサボったので

高校3年生のあと浪人をしました。

1年遠回りをしたのです,楽しかったけど。

でももしあの1年の遠回りがなければ

いま1年先の自分がいるのだと思うと

勉強をサボるんじゃなかったなぁ,と思うわけです。

みなさん学びましょう。

勉強もしましょう。

そして大人になりましょう。

大人になると仕事をするのです。

仕事をして自立したひとが大人です。

年齢を重ねることが大人になることではありません。

身体が大きくなることが大人になることではありません。

大人になると仕事をするのです。

たまに東大で学んでます。

東大で「授業づくり」を学んでいます。

大人もときどき学ぶのです。

仕事をサボって学ぶのです。

人生には息抜きも必要です。

ただし息抜きの合間に人生をしてはいけません。

ところで サボる はフランス語です。

サボる の サボ の部分がフランス語です。

sabotage(サボタージュ)という言葉が語源です。

sabotage とは,わざと仕事をしないことです。

sabot(サボ)とは木靴(きぐつ)のことです。

木靴で機械をけって壊して仕事をサボったのです。

sabot という言葉から sabotage という言葉ができ

それを日本人が サボる という言葉に変えました。

意外と外来語だったのですね。

意外と外来語は他にもあります。

かるた。

ポルトガル語です。

南蛮文化と一緒に日本に伝わりました。

ということはポルトガルは日本と付き合いが長いこと

がわかりますね。

カステラ。

同じようにポルトガル語です。

お転婆(おてんば)。

オランダ語…とする説がありました。

オーテンバール というオランダ語があるのです。

これが お転婆 に変わった,とする説です。

オーテンバールとは

「ならすことができない」

というオランダ語です。

いまではこの説は否定されています。

言葉の発生した時期がおかしいのです。

たまたま似ている言葉だっただけです。

こんなこともあるのですね。

ナウい。

こんな言葉をいまの中高生は知っているのでしょうか。

ナウい。

流行にのっている,という意味でしょうか。

聞いてどうする。

いまいち説明しきれません。

ナウ=NOW です。

つまり英語が語源です。

NOWは 今,現在 という意味です。

ナウい は 今っぽい という意味で使われた言葉です。

ナウい。

いまでは使われない言葉です。

こういう言葉を「死語」といいます。

言葉は生きているのです。

使われなくなった言葉は「死んでいる」のです。

ですから「死語」というのです。

ナウい は今は使われません。

ナウい はナウくありません。

学年末試験対策中!(塚越)

みなさま
学習センタースタッフ、塚越です。こんにちは。

海士町は雪がちらつく日もありますが、だんだんと温かくなってきており、春ももうすぐだと思わせてくれます。

さて、島前高校ではいよいよ学年末試験が始まりました。
学習センターでは、今年度最後の試験期間シフトが組まれ、生徒たちが日々自習に来ています。

学びあいスペース
学びあいスペースで教え合いをする生徒たち

 

サイレントスペース
サイレントスペースで自分の勉強を進める生徒たち

 

学び合いスペースを用いてお互いに教え合ったり、サイレントルームで集中して勉強したり、スタッフに質問したり
iPadを使って、遠隔で先輩達に質問をして疑問を解決したりなど、自分のスタイルに合った学習方法で日々自習をしています。

遠隔兄さん・姉さん
「遠隔兄さん・姉さん」という卒業生の先輩たちに質問する生徒

また、今回の試験期間では進路が決定した3年生も質問対応のお手伝いをしてくれています。
自分なりに説明の方法を工夫しながら、後輩達の疑問質問に一つ一つ丁寧に答えてくれています。

スーパーサイレント
スーパーサイレントルームで集中する生徒たち

学年最後のこの時期。生徒全員がベストを尽くせるように、スタッフも全力でサポートしてまいります!

 

塚越

高2夢ゼミ、盛り上がっています!(塚越)

みなさまこんにちは。
学習センタースタッフ、塚越です。

隠岐はまだ冷えつつも少しずつ天気が良くなり、先日は節分で生徒たちは豆まきや恵方巻きを楽しんでおりました。

いよいよ学年末試験まで3週間となり、今年度も残り僅かとなりました。
1・2年生は学年末が近づくにつれて、次の学年になる意識を高めているようです。
さて、2月2日月曜日、2年生の夢ゼミが行われました。

2年生の夢ゼミは集団形式から一人ひとりの興味感心を深く探求してゆく活動の形式となり、生徒自身が興味を持ったことについて探求する活動が行われています。

生徒たちがディスカッションする様子
生徒たちがディスカッションする様子

先日の夢ゼミでは、ある生徒は情熱的に自分の主張を述べて友達からアドバイスをもらって考えを深め、またある生徒は、まだわからない自分の興味感心を探しており、生徒たち一人ひとりのペースや状態に合わせた探求が行われております。
また、時には時間外でもスタッフと生徒が話し合い、生徒が自身の探求を深めている様子も見られ、生徒の熱もかなり高まってきています。

スタッフの言葉も熱っぽくなります
スタッフと生徒の話し合いが止まりません

また実はスタッフも生徒の探究心に負けぬよう、生徒の探求内容の研究や下調べを行っており、生徒のサポートができるように準備しております。

今後、このように一人ひとりの探究が深まる時間が続きます。
全体発表でどのような発表がされるのか、今から楽しみです。
塚越

冬対策と薪ストーブ(秋元)

先日は40年に一度の寒波により、最低気温が-4℃に。
幸い日曜だったこともあり、学習センターには
目立った被害もなく、何とか無事に過ごすことができました。

あれから気温は回復しましたが、とはいえまだまだ季節は冬。
受験を控える生徒もあり、寒さ対策は必須です。

学習センターは、移転後初めての冬です。
エアコンでも暖まりにくい部屋には灯油ストーブを設置し、
玄関にはうがい・手洗いを呼びかけるホワイトボードを掲示しています。
そんな学習センターの冬対策の切り札が、
通り土間に設置された日本製の薪ストーブです。

doma1

着火にコツが必要で、暖まるまで1時間ほどかかりますが、
部屋全体にまんべんなく熱が行きわたり、
屋外に面した通り土間でもほんのりと心地よく暖まります。

doma2

暖房としての機能性もさることながら、
誰もが驚くのが「火」を眺める楽しさと癒しの効果。

どっしりとしたストーブの中で自由に揺れ動く炎。
いつまでもぼうっと眺めていられるような魅力があります。

着火に失敗したり、薪を追加し忘れて消えてしまったり、
頻繁に灰をかき出す必要があったりと、確かに手間はかかります。
でも、薪を自分たちで割れば燃料費は抑えられますし、
地域の木材を活用することが島の経済や環境への貢献にもつながります。
手間をかけるだけの良さが薪ストーブにはあります。

折角のこの冬の贅沢、生徒はもちろん地域の方にも楽しんでいただけたら幸いです。
秋元

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