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江津市嘉久志町の中学生との意見交換会を開催しました!(長谷川)

9月25日(日),隠岐國学習センターにて,

島根県江津市嘉久志町の中学生と島前高生による意見交換会を開催しました。
この会は,中学生が江津市を飛び出して他地域の取り組みを学んで,外を知り,自分が住む町の良さと課題を知ることをねらいとしています。
到着後,学習センターのスタッフから館内案内を受けます。

スタッフから館内案内を受ける中学生たち
スタッフから館内案内を受ける中学生たち

いよいよ意見交換会へ。

まずは,中学生から嘉久志町の紹介がありました。

高校生たちにプレゼンする中学生
高校生たちにプレゼンする中学生

「日本一住みやすいまち、住みたいまち、嘉久志町」をスローガンに掲げる同町の人口は約3,052人,世帯数は1,435世帯ほど。
実は,嘉久志町と海士町はこの夏に姉妹縁組を締結しています。

嘉久志町では,共通の目標や話題がない,

人間関係が希薄,という地域課題の解決に向けて,
「リレー拡縁会」「蛍と花いっぱいプロジェクト」「貯筋クラブ」など
多様な取り組みがなされていることを紹介いただきました。
しかし活動を始めて3年目,若い世代の参加が少ないこと,
現リーダーの高齢化が進んでいるなど,新たな課題もたくさん見えてきたそうです。
なるほど,次世代を担う中学生たちが,外を見,外から学び,自らの町の良さと課題を知ることが求められているということです。

続いて,「学ぶ(  )将来」をテーマに,島前高校生たちが,高校3年間どのような学びをしてきたのか,その学びが将来にどうつながると考えるのか,発表してくれました。

カッコの中に,皆さんは何を入れますか。「→」「=」「×」など,自分だったら何を入れるか,考えてみてください。
『学ぶ( )将来』について考えてみよう
『学ぶ( )将来』について考えてみよう

「日頃から「なぜ」を大切にしている」

彼は,自分自身を知り行動していくことが将来につながる,と発表してくれました。
「新しい自分を探しにこの島に来た」彼女は,自分から逃げないこと,
今を踏ん張っていく力が,将来の自分を作っていく,と言います。
「地元の景観を維持していきたい」彼女は,やってみないと何も始まらない,
行動してみて初めてわかることもある,と中学生に話をしてくれました。

 

中学生たちにプレゼンする高校生
中学生たちにプレゼンする高校生

その後は,中学生と高校生のフリートーク。

 

高校生と対話する中学生
高校生と対話する中学生

学業,将来の夢,恋愛など,様々な話題が飛び交います。
まとめを終えて記念撮影をし,これにて意見交換会終了。
…と思いきや,まだまだ話し足りないようです。

 

記念撮影後,談笑する学生たち
記念撮影後,談笑する学生たち

この場に立ち会えて良かったです。

『 学ぶ(  )将来 』

中学生は,高校生から何を学んだのでしょうか。

高校生は,中学生から何を学んだのでしょうか。

なぜ自分たちは学んでいるのでしょうか。
学んだ先にある将来は,果たして自分だけの将来でしょうか。
いいや,違うはず。

意見交換会に参加いただいた保護者の方の言葉が,とても印象的でした。
「私は,(  )には,「←」が入ると思う。
学ぶということは,将来に立っている先人たちからの,メッセージを受け取ることだと思うから。」

「学ぶ」は「真似ぶ」とは,よく言ったものです。
中学生にとって,真似られたい高校生でしたか。

中学生は,真似たい高校生がいましたか。

いたら学んでください。
真似てください。

『 学ぶ(  )将来 』

皆さんは(  )に何を入れますか。

中学生の皆さんには,今回の学びを江津市に持ち帰ってもらい,
今後の自分と町の将来を考えてもらいたいですね。
長谷川

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