ばたふらい【バタフライ】
みなさん
学んでますか。
大人は仕事をします。
みなさんは学んでください。
学ぶということは
新しいことを始めること
とも言えます。
隠岐に移住してからというもの
新しいことをたくさん始めています。
釣り。
隠岐に移住する前に
釣りをしたことはありませんでした。
もぐり。
プールで泳いだことはあったのですが,
数m潜って泳いだことはありませんでした。
ところで泳いでいて思うのは,
バタフライ
って何だろう。
ということです。
自由型はわかります。
所謂,クロールというやつです。
一番速く泳げます。
しかし逆に考えてみると
その他の泳ぎ方は
一番速くはないということです。
一番速くはない泳ぎ方で
一位を競うことに違和感。
競歩も少し似ています。
一番速い進み方ではない方法で
一位を競っているのです。
なんだか少し違和感。
しかしルールをみるとわかります。
競歩は地面から両足が,同時に離れてはいけません。
そういうルールでスピードを競います。
閑話休題。
バタフライはなんでしょう。
一番速い泳ぎ方ではないのです。
どうしてあんな泳ぎ方なのか。
ルールを見るとわかります。
むかし水泳競技には
三種類の競技がありました。
ひとつめは,全くの自由型。
ふたつめは,左右対称の泳ぎかた。
みっつめは,後ろ向きの泳ぎかた。
ひとつめはクロールです。
ふたつめは平泳ぎです。
みっつめは背泳です。
ところが誰かが ふたつめ の
左右対称の泳ぎかたで
バタフライを始めたのです。
確かに左右対称です。
腕は同時に同じ向きに回転し,
足は同時に同じ形で波打ちます。
これがバタフライの始まりです。
それを真似して他のひとが
バタフライを始めます。
ふたつめの競技がまったく平泳ぎでなくなりました。
ですからバタフライだけ別の競技にしたのです。
よっつめの競技にしたのです。
誰かの発明した泳ぎ方が
新しい競技になったのです。
バタフライになったのです。
バタフライとは蝶のこと。
腕の回す様子が蝶のよう。
だからバタフライと呼ばれます。
しかし足はドルフィンキック。
ドルフィンとはイルカです。
上半身が蝶なのに
下半身がイルカです。
人魚姫とは違います。
人魚姫は
上半身が人間で
下半身が魚です。
バタフライは
上半身は蝶なのに,
下半身はイルカです。
ちょっと想像しにくいです。
ところでイルカは海豚です。
つまり海の豚はイルカです。
河の豚はフグ(河豚)です。
河の馬はカバ(河馬)です。
誰かが河馬のように泳いだら
それも競技になるでしょうか。
クロールよりも速ければ
それも競技になるでしょう。
河馬は英語でヒポポタマス。
男子400mヒポポタマス
そんなカバな。
いえ,そんなバカ(馬鹿)な。