おんがく【音楽】
みなさん
学んでますか。
大人は仕事をします。
みなさんは学んでください。
みなさんは学ぶことは好きですか。
僕は 勉強 は嫌いです。
しかし 学ぶこと は好きなのです。
やっていることは大して変わりないと思います。
勉強 も 学び も同じことをしていると思います。
しかし 勉強 という言葉の雰囲気が好きではないのです。
強いて,勉める(しいて,つとめる)。
なんだか苦行のようです。
ですから「楽しく勉強する」という言葉は矛盾していると思います。
楽しかったら,それは「強いてはいない」ことになります。
強制されないのならば,勉強ではありません。
それは 学び です。
学び は自ら積極的にやったほうがよいのです。
そのほうが楽しくなるはずです。
宿題も予習も復習も自ら積極的にやると楽しくなるのです。
やる気 は やりはじめないと 出ないのです。
なぜなら,脳の中でやる気を出させる部分「側坐核」は
何かを やりはじめない と活動しないからです。
はじめる → 側坐核が活動する → やる気がでる → やり続ける
というサイクルです。
自転車と同じです。
こぎ始め が一番ペダルが重いのです。
机の整理を始めたら,
無性に部屋全体を掃除したくなった。
そんな経験はありませんか。
それはまさに「側坐核」が働き出したせいなのです。
掃除の やる気 がわいてきたのです。
しかし試験勉強をしていても,
無性に部屋の掃除をしたくなることもあります。
しかも部屋の掃除をしていると,さらに
無性にマンガを全巻読破したくなることもあります。
あれをなんとかしたいものです。
閑話休題。
自ら積極的に,という話しでした。
積極的に とは すすんで ということです。
自らすすんで学ぶと 学習 が 楽習 になり,
数学 が 数楽 になるのです。
語学 が 語楽 になるのです。
音楽 は 音楽 になるのです。
…ちがいました。
「音楽」はもともと「音楽」でした。
音楽 の 楽 は,道具としての
楽器
を意味しているのです。
そこから 楽しい という意味に広がりました。
もともと 音楽 の 楽 は 楽器 という意味であり
楽しい という意味はありませんでした。
しかし音楽が 楽しいから 楽 が 楽しい
という意味に使われるようになったのです。
あとから意味がついてきたのですね。
頑張れば 数学 も 数楽 になりそうです。
自らすすんで学ぶと 数学 は 数楽 になりそうです。
すすんで学ばないと 数が苦 になりそうです。