遠隔夢ゼミ実施!!(宮野)
遠隔夢ゼミとは、その名の通り、インターネット遠隔映像/音声配信システムを使って、雲南市に住んでいる高校生とつなぎ、一緒に一つのテーマで考える夢ゼミを実施するというものです。
隠岐國学習センターとしても初めての取り組みです。
今回は、ゲストに株式会社巡の環の石坂さんを招き、「景観」をテーマに行いました。(石坂さんは海士町の景観計画に携わっています)
それぞれの地域のお気に入りの場所を事前に写真で集め、
島前の高校生と、雲南の高校生が一緒のグループを作り、
それぞれのグループでどの写真が一番島前らしいか、一番雲南らしいかを
iPadを使いながら話し合いました。
お互いに初対面だったので、始めは緊張した様子も見られましたが、
島前の写真を説明したり、雲南の写真の説明を受けたりする中で、
緊張も解け、ディスカッションを交わしていました。
ワークの後の感想では、
「雲南の良さを初めて知った。行ってみたい。」
「初めて遠隔夢ゼミを行ったが、世界が広がる感じがした」
「1年も島前にいてまだいいところに気づけていないところがあった。普段の生活の中でもっと島を歩くようにしたい。」
「相手の価値観がこちらとは違った。」
などの感想が出ました。
離島中山間地域の高校生は、気軽に他の高校生と交流したり、ディスカッションしたりできる機会があまりありません。
そこで、ICT(インターネット技術)の力を借りることで、他地域に住む高校生と交流やディスカッションができるようになります。
生徒たちに普段、地域の課題解決を教育している我々も、課題解決に奮闘し生徒たちにより一層の学びの場の提供を目指しています。
山陰中央新報にも取材頂きました。記事は以下のURLからアクセスできます。
是非ご覧ください!
http://www.sanin-chuo.co.jp/edu/modules/news/article.php?storyid=556052068