SDGsと自分の夢をかんがえる夢ゼミ(インターン関根)
こんにちは&はじめまして!インターンの関根と申します。
今年の3月に慶應義塾大学を卒業して4月から隠岐國学習センターでインターンを始めました。
突然ですが、実は今週でインターンを終えて、ハーバード大学教育大学院の修士課程コースで勉強するために2週間後にはアメリカへ旅立つ予定です。島前での時間があっという間に過ぎてしまって、もうインターンが終わりだなんて未だに信じられません!
さて、先週は多くの方々が学習センターにお越しくださいました。
今回は、なかでも国谷裕子さんの訪問と授業参加について紹介したいと思います。
国谷さんのことを、NHK『クローズアップ現代』のニュースキャスターとしてご存知の方が多いかと思います。
彼女は現在、朝日新聞と連携して、Sustainable Development Goals(略してSDGs)に関する啓発活動を行なっております。SDGsは国連で定まった2030年までに達成したい17個の持続可能な開発目標のことを指します。
国谷さんは、教育を通じて持続可能な地域の実現を目指した島前に関心を持って、はるばる島前へ、学習センターへお越しくださいました。
そこで、貴重な機会だったので、国谷さんに高校3年生の自分夢ゼミでSDGsをテーマにした授業に参加していただきました!
さすが一流ニュースキャスター、SDGsという複雑なコンセプトを非常に分かりやすくプレゼンしてくださいました。
一通りSDGsの情報を生徒にインプットしたうえで、次に生徒達に自分達の夢がSDGsを達成するうえでどのように関係するのか考えてもらいました。
ほとんどの生徒にとってSDGsが初耳であったにも関わらず、非常に真面目に自分なりの答えを出して、最後に発表しました。自分の夢の実現が複数の目標達成にまたがる生徒もいれば(中には17個全部と関係するという生徒も!)、どの目標とも直接的に関わらないという生徒もいました。
また、普段はあまり発言しない生徒が自発的に発表したり、「SDGsは大人が決めた目標だけど、次世代を構築する僕たち若者もこの目標設定の段階から関わるべきではないか」という面白い意見が出たり、インターンを始めてから一番印象に残った自分夢ゼミだったといっても過言ではありません。
全ての生徒が敢えてSDGsの実現に向けて夢を築く必要はないと個人的に思っていますが、意識的に“夢×SDGs”を考えることによって、将来それぞれが歩む道を新しい視点から見つめ直す良い機会になったと思います。
関根