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まんねんひつ【万年筆】

みなさん

学んでますか。

大人は仕事をします。

みなさんは学んでください。

学ぶ ということは

進む ということに似ています。

No pain, no gain.

痛みなくして、前進なし。

という意味です。

pain が 痛み

gain が 前進

pain がなけりゃ

gain もない

という意味です。

部活も勉強も

痛み なくして

前進 はないのです。

いい言葉です。

しかも洒落がきいてます。

ペイン と ゲイン

発音が近いのです。

No pain, no gain.

は英語の諺(ことわざ)です。

英語の洒落がきいています。

日本語の諺にも

洒落がきいている諺があるのです。

花より団子

に似た諺で

花のしたより鼻のした

という諺があります。

花見のために

花のしたにいるのに

鼻のしたばかり動かしている。

口ばかり動かしている。

食べている。

という意味です。

花のしたより鼻のした

洒落がきいています。

亀の甲より年の功

これも洒落がきいた諺です。

亀の甲羅よりも

年齢を重ねた功績のほうが価値がある

という意味です。

そりゃそうです。

年齢を重ねて得た含蓄が

亀の甲羅に負けてはなりません。

亀は万年いきる,という意味の

洒落のきいた諺もあります。

鶴は千年,亀は万年。

鶴と亀は長生きだ

ということです。

だから目出度い動物として

物語に登場します。

祭事にも登場します。

しかし実際に一万年は生きられないでしょう。

さすがの亀でも無理でしょう。

何年生きるのかわからない亀もいます。

なぜ何年生きるのかわからないのか。

それはひとより長く生きるからです。

100年以上生きているのです。

ひとも調べられません。

調べられない。

ということは何年生きているのだかわかりません。

だから万年と言われるのです。

わからないから万年と言われたのです。

万年筆。

永遠に使うことができるので

万年筆

と言われます。

実際には永遠は難しいです。

しかし当時あった筆よりも

ずっと長く使えたのです。

いまはあまり使われませんが

当時はながく使える便利なものとして

万年筆

と呼ばれました。

マジック。

という筆記用具もあります。

これは手品のようにすぐに乾くため

マジック

と呼ばれています。

現代から見れば

すぐ乾くことは手品ではありません。

しかし当時の筆記用具よりも

すごくはやく乾いたのです。

それが手品のようだということです。

万年ではない万年筆

手品ではないマジック

しかしそれらの名前には

それぞれの時代背景があるのです。

モノの名前には云われがあるのです。

万年筆は大切につかえば

ながく使うことができるのです。

ずっとながく,かけまんねん。

洒落がきいています。

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