隠岐國学習センター ホーム

隠岐國学習センター通信 Blog

遠隔授業を開催しました!(インターン寒川)

初めまして。4月より長期インターンとして活動させていただいている寒川友貴です。

私は兵庫県神戸市出身で、現在は早稲田大学教育学部の3年生を休学しています。

大学では政治教育を専攻しており、これまでは高校生を対象に主権者教育の出前授業を実施したり、船で世界一周をしたりと様々な活動を行ってきました。

その中で「政治」「教育」「地域活性化」というキーワードに興味を持ち、地域連携型の公立塾である隠岐國学習センターに、今回ご縁がありインターンとして活動させていただくことになりました。

まだまだ未熟ではありますが、2人のインターン仲間とともに、力を合わせて頑張っていきたいと思っていますので、1年間よろしくお願いします。

 

左からインターンの田畑くん、関根さん、寒川

さて、5月に入り、生徒たちの服装の変化で季節の変わり目を実感している今日この頃です。

島前地域は日に日に暖かさを増してきており、過ごしやすい環境になってきました。
学習センターでは自立学習や夢ゼミなどの通常授業に加え、SmoothSpace(スムーススペース)という機材を利用した遠隔授業が行われました。

Smooth Spaceを使った授業の様子

SmoothSpaceの機能を用いることにより、離れた場所にいる人とも、同じ空間にいるような場作りをすることが可能になります。

これを利用し、今回は島前高校の2年生4人と宮崎県立飯野高等学校の2年生5人が「観光」をテーマに、議論しました。

 

飯野高校の生徒と議論する様子

最初は、お互い初対面ということや、画面を通した気恥ずかしさもあるのか、生徒たちは緊張した面持ちでしたが、同級生ということもあり、徐々に活発な議論がなされるようになりました。

島前高校の生徒は土地柄、他校との生徒との関わりを持つことがなかなか難しいです。しかし、今回のように最新鋭のICT技術を活用することにより、物理的に遠く離れた他校の生徒との接点を生み出すことができるようになりました。「島だから外と交流ができない」ではなく、「島だからこそできる外との交流」を生徒には今後とも楽しんでもらいたいなと思います。
ゴールデンウィークが終わり、生徒も学習センターもいよいよテストモードです。

生徒たちの日頃の努力が少しでも実るよう、スタッフ一同全力でサポートしていきたいと思います。
寒川

新年度の授業が始まりました!(中山)

副センター長の中山です。

4月もあと僅かになりました。
隠岐の木々は新緑で満たされ,初夏の様相を見せてくれています。

西ノ島町の由良比女神社

さて,学習センターもようやく1〜3年生まで,揃って学び始めました。

1年生は,学習センターの10期生になります。まだまだ早いですが,彼らが3年生になったときに学習センターも10周年。そんな記念すべき生徒たちを迎えられてとても嬉しいです。
5月末まで体験入塾期間となりますが,実際学んでいる方法や内容は,同じです。それぞれがそれぞれの学びの型を模索しながら学習してくれています。

1年夢ゼミの様子

2年生は,先週から今年度の夢ゼミ(グローカルゼミ)がはじまりました。私も1つ担当していますが,生徒たちと面白いものが作れる予感が今からしています。
また,詳細はそれぞれのゼミ担当者からもこのブログなどで書いてもらおうと思いますが,それぞれのテーマを探求していく中で考える力を身につけてほしいと願っています。

グローカルゼミの様子(”夢ゼニ”ゼミ)

3年生は,最終学年です。私自身,3回目の3年担当。これまでの先輩たちと作ってきた蔵・門の2つのクラスの大事なところは守りながら,でも,今の3年生だからこそ創り上げられるものができると信じています。
授業が,週2日から6日に増えて,学習に,進路決定に,それ以外のことにも全力な島前高校生なので,苦しいこともあると思いますが,ぜひ一緒に乗り越えてもらえればいいなと考えています。

3年生の様子

今年の学習センターもとても活気に満ちています。
今年も,この学習センターという場で過ごす1日1日を生徒とともに大切にしていきます。
また,それとともに,1年間生徒たちと学ぶ場・学ぶ内容,学ぶ機会などを大切にしていきます。

最後に,今週末からGWです。10日間ほど休みですが,休みが終わると今年度最初の中間テストが始まります。
生徒たちとは,今週の授業でGWの学習計画も立てる予定ですので,ぜひ,その予定に沿って,休日も大切にしながら,学びの手を止めないでほしいです。

 

中山

新年度が始まりました!(長谷川)

こんにちは。
1年生担当の長谷川です。

4月10日、隠岐島前高校の入学式が行われました。
新1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
新1年生のみなさんはさまざまな想いを持って、島前地域に来られたと思います。
たくさんの経験や学びを学習センターでも得てもらえれば嬉しいです。

さて、学習センターでも、入学式翌日には新1年生の体験入塾ガイダンスを実施し、たくさんの新入生が来塾してくれました。

体験入塾ガイダンスの様子

まず、前半の時間を使って、学習センターの活用方法について話をさせてもらいました。
学習計画の立案と振り返りを定期的に行う「自立学習」と、自分の夢を見つけたり、深めたり、人に伝わるように言葉にするための「夢ゼミ」について、みなさんに知ってもらいました。
また、スタッフ紹介も行いました。

スタッフ紹介の様子

その後、学習センターでの学びを体験してもらうために夢ゼミを行いました。

夢ゼミ体験の様子

1年生の夢ゼミは、「表現する」力をつけるので、その導入として、インタビューすること、されることを体感してもらう授業を行いました。
2人1組、4人1組になって、時間配分を考えたり、お互いの共通点を探ったり、チームでチャンレンジしたいことを考えたりしました。
インタビューがうまくいったチーム、うまくいかなかったチームがありましたが、みなさんたくさんの気づきがあったかと思います。終わった後は、教室全体、とても良い雰囲気でした。

スタッフ12名で、生徒のみなさんをサポートしていきます。
今年度もどうぞよろしくお願い致します!

このスタッフで生徒をサポートしていきます!

長谷川

『ダース』遂に完成しました!(澤)

「島留学生」として島前高校に通っていた3年生の多くがいっせいに島を旅立ちました。

島前高校の先生や在校生はもちろん、島中の人たちに「いってらっしゃい」と見送られながら出立する光景はとても美しく、感動しました。
季節のうつろいと別れの切なさを感じずにはいられない3月中旬、1年生の最後の夢ゼミがおこなわれました。
「穴」「定食」「牛」「貝」「雲」・・・。
「島前らしいかたち」に着目しながら生徒たちが企画・取材をし、「ダース」という一冊の雑誌を作り上げる1年間のプロジェクト。

雑誌がついに納品され、生徒たちのもとに届けられました。

こちらが雑誌『ダース』です。

 

まずは「最初の読者になろう!」ということで、たっぷりと時間をとり、完成した雑誌をみんなで読みました。
ぺらりぺらりと1ページずつめくっていく生徒。
じぶんの担当したコーナーはどこだろうと、せわしなくページをめくる生徒。
友達とおしゃべりしながら和気あいあいと読みすすめる生徒。
コーナーと同じくらい、生徒たちの反応は十人十色でした。

『ダース』を読む生徒

 

雑誌をゆっくりと読んだあとは、お世話になった人たちに手紙を書く時間です。
取材に協力してくれたあの人、
デザインを担当してくれたあの人、
一緒に雑誌をつくったあの人、
じぶんを育ててくれた中学校の先生。

お世話になった人たちを具体的に思い浮かべながら、手紙を書いていきます。

手紙を書く生徒

 

最後はみんなで雑誌を手に集合写真。

みんなの笑顔が光っています。

集合写真!

みんなで集合写真。

ところで学習センターにある黒板には、プロジェクトの進捗が書かれていました。
冊子がついに完成したことで、「文豪よ、我に力を与えよ。」は「文豪よ、我に力をありがとう。」に、
「始動中!」は「完了!」に更新されました。

昔の掲示板

 

今の掲示板。上部の文言が「我に力をありがとう」に更新!

プロジェクトはついに終わります。

出来上がった雑誌は、生徒たちの手を離れ、これからどんどん一人歩きしていきます。

島前から旅立った冊子たちが、もしかしたら新しい出会いを運んできてくれるかもしれません。

その日を心待ちにしつつ、ダース・プロジェクトはひとまず終わります。

 

7期生の卒塾式(伊木)

こんにちは。総務スタッフの伊木です。

去る2月27日、隠岐國学習センター恒例の3年生の”卒塾式”が行われました。
3月1日の卒業式の後すぐに島を離れる生徒が多いため、
島内生・島外生含め全員が学習センターに集うのはこれが最後の機会です。
卒塾式では、まず後輩たちへのメッセージづくり。
「○○○な人へ」をテーマに、自由に書いて貰いました。

後輩たちにメッセージを書く様子

「勉強する理由がわからないあなたへ」
「悩める君へ」
「自分を好きになれないあなたへ」
など、3年生それぞれが自分が躓いたことや、乗り越えたことを思いだしながら
思い思いに書き綴ってくれました。
このメッセージは、後日学習センター館内で掲示し、
後輩たちがいつでも見れるようにする予定です。
その後は、
生徒一人ひとりにセンター長の豊田から、
スタッフからの寄せ書きが書かれた”卒塾証書”を手渡し。
生徒一人ひとりに今の自分の気持ちをみんなに伝えて貰いました。

一人ひとり想いを言葉にしていきます

共に頑張れたみんながいたからこそ頑張り続けることが出来たという生徒、
スタッフが懸命に支援してくれたから合格することが出来たという生徒、
感極まって涙する生徒など、
それぞれの想いを伝えてくれました。

 

その後は、スタッフから生徒へ贈る言葉。
胸に込みあがる気持ちが大きいあまりに、
普段しゃべり上手なスタッフも言葉少なになる場面も。

スタッフからの贈る言葉

最後は恒例の、全員で「ふるさと」の合唱。
ちなみに、島前地域では3番の「志を果たして いつの日にか帰らん」という箇所を
「志を果たし”に” いつの日にか帰らん」と変えて歌うのが習わしです。
歌いながら生徒一人ひとりの顔を見つめていると、
ずいぶん逞しくなった顔付きに気づかされました。

最後は”ふるさと”の大合唱!

時に悩みながらも、懸命に勉強や様々な活動に取り組んできた3年生。
一人ひとりが大いに羽ばたいていってくれることを願っています。
行く道は皆違えども、これからも繋がって助け合える仲間でありますよう。
いってらっしゃい!

 

伊木

学年末試験勉強の様子(石田)

こんにちは。

今朝2月のカレンダーをめくりました。いよいよ門出の季節。
色鮮やかな紙テープを使ったフェリーの見送りは空と海にテープのコントラストが映え
何とも切なさを醸し出す、島ならではの3月の風物詩です。

さて、2月末には学年末試験が行われました。

学習センターで試験勉強に取り組む生徒の様子をお知らせします。

以前にもブログで紹介されていますが、テスト1週間前から学習センター内のレイアウト
変更を行い、生徒が「学習したいスタイル」にあわせて学べるようにしています。

 

土間

こちらは自由度が高い土間です。19時半~22時までは勉強するのみ!!
ですが、それまでの時間であれば、他の人の迷惑にならないようなおしゃべりや
お菓子を食べたりも可能です。
ここはフリースペースとして地域解放もしているので
勉強している生徒の横で地元の方が新聞を読んでいる姿も度々みられます。

書室

土間をあがると右側にあるスペースが書室です。
パソコンやiPadで動画解説を見ながら勉強する生徒や
椅子じゃなくて地べたに座布団スタイルで勉強したい!!という生徒向きです。
奥にあるテレビで遠隔指導を受けることも可能です。

 

学びあいルーム

ここでは2、3人ずつグループになってお互いに教えあい勉強に取り組みます。
一人で黙々と進めるよりみんなと一緒の方が捗る生徒向きです。

pop

学びあいルーム手前にあるポップ。手前味噌ですが、なんとも愛らしい。

質問リスト

スタッフに質問したい場合には廊下ホワイトボードの質問シートに
教科、内容、名前、生徒が勉強している部屋の名前を書くようになっています。
数名いるスタッフが順番に質問に答えていきます。

質問対応:数学の質問をしている様子

今回のテスト勉強中、「携帯持っていると気になって勉強できないから預かって欲しい」という
生徒が数名いて事務室で一時預かりをしました。電源を切っちゃえばいいのでは?と思ってしまいましたが、
手元においておくのではなく、スタッフに預かって欲しいそうです。
テスト勉強に集中する生徒にとって便利なツールは誘惑な存在ですね。

18時~19時半の間は生徒もスタッフも休憩時間です。
夕食をとる生徒が多い中ある日、土間で勉強を終えた女子生徒たちが
「頭を使いすぎて疲れてきたから、レインボービーチまで走ろう!!」
といって数名で駆けていきました。
若さが溢れ、なんとも青春しているなぁ・・・と微笑ましい気持ちになりました。

生徒のみなさん、テスト勉強お疲れさまでした!

石田

短期インターンの大学生が来てくれました!(高橋)

こんにちは。総務スタッフの高橋です。

毎日のように学習センターに通っていた3年生が受験を終え、
だんだんと見かけなくなっている今日この頃。
いよいよ3年生が卒業するんだなぁと寂しく感じています。
春はもうすぐですね。

さて、学年末テスト期間真っ最中だった学習センターに、
短期インターンとして2人の大学生が来てくれました!

「よしよしコンビ」こと、吉本さん(中央大1年生)と吉實さん(BBT大学2年生)です。

2人には日々発生する事務作業(総務的には涙が出るほど大助かり!)や

黙々と事務作業に取り組む2人

 

生徒たちへの質問対応をやってもらいました!

生徒の質問にがんばって応える2人

「ちょっと年上のお姉さん」として、
2人はいろんなことを積極的に生徒に話してくれました。
スタッフとはまた違う立場である2人の話だからこそ、
いろんな刺激を受けた生徒も多かったんじゃないかなと思います。
また、最初はなかなか慣れずに戸惑っていた生徒の質問対応も、
だんだんといろんな教科の質問に対応してくれるようになり、
2人が悩みながらも挑戦する姿に私も刺激を受けました。

生徒にも、スタッフにも新鮮な刺激を与えてくれた2人。
短い期間ではあったものの何かしら2人にとって得るもののある、
インターンになっていたらスタッフとして嬉しいなと思います。
(そして、学習センターや島前地域のファンになってくれたらうれしいなあ)

学習センターは、みんなの「まなびや」

また、顔を見せに来てね。

 

高橋

長期インターン今井くん、お疲れさまでした!(塚越)

こんにちは。
隠岐國学習センターの塚越です。
最近の島前地区はとても寒く、大雪の日が続くこともありました。
そのため学習センターの通り土間でも、生徒たちが温まることができるよう、いつも薪ストーブの火をつけていました。

あたたかい薪ストーブ

そのように寒かった2月11日、長期インターンの今井くんが約1年間のインターン期間を終えて、島を離れました。
今井くんは1年生の質問対応や、彼が得意な写真講座の開催、学習センターのカメラマン役など、数多くの仕事で活躍してくれていました。

生徒たちの質問に対して、ときには厳しくしつつ、親身に対応してくれていた今井くん。
生徒たちからとても慕われていたインターン生でした。

奮闘してくれた今井くん

そんな彼の離島当日。
あいにくの悪天候で島ならではの紙テープを使った見送りはできませんでしたが、たくさんの高校生や地域の方が見送りに来てくれました。

吹雪の中、見送りのタイミングにだけ吹雪が止み、晴れ間が差すという奇跡。

今井くんの普段の行いがそれだけ良かったということですね。笑

船が出るまで

船が出た後も、多くの方が今井くんが見えなくなるまで手を振りながら、「ありがとう!」「また帰っておいで!」
と声をかけていました。

 

船出、そしてさようなら

インターンを通じて成長した、今井くんの今後がとても楽しみです。
今井くんありがとう!今後の今井くんの活躍に期待しています!

塚越

写真講座開催しました!(インターン今井)

こんにちは。インターンの今井です。
立春を迎え、ほんのちょっぴり春を感じることができてきました。
とはいえ、まだまだ寒い日が続くので体調には気をつけたいところですね。

さて、2月4日に学習センターにて写真講座を行いました。

この講座は、カメラを少しかじっている私、今井と写真に興味のある生徒が写真のあれやこれやを一緒に考えていく不定期開催の講座です。おかげさまで毎回生徒から大好評をいただいており、今回で実に4回目。嬉しい限りです。にんまりです。
今回のテーマは「自分にとって”いい写真”とは。」
自分が「これいいね!」「すごく好き!」と思う写真ってどんな写真だろう…。
「自分にとっての”いい写真”とは」という問いに、自分が納得できる言葉で答えられるようになることが今回の目標です。

まずは、各自持参した「自分にとっての”いい写真”」を発表。
どこがいいと思ったのか。なぜいいと思ったのか。質問が飛び交いました。
いやぁー、熱い!写真への思い入れが熱い!みんなの心はもう写真家そのものでした。

「自分にとっての”いい写真”とは」という問いに答えはありません。もっと言うと、自分の中にしか答えはありません。合言葉は「自分らしさを爆発させよう!」。他人と違おうが違わまいが、関係ないのです。自分が納得できれば”いい写真”なのです。

しかし、自分の内面を表に出すのは恥ずかしいものだから、どうだろうか…。と思っていたのですが…。

なんということでしょう。
あれよあれよと言う間にそこらじゅうでが「自分らしさ」が爆発しているのではありませんか!
ある生徒は「メッセージが込められた写真がいい写真」。また、ある生徒は「ひたすら笑える写真がいい写真」。そのほかにも「私にしか撮れない写真だと思える写真がいい写真」「いろいろと想像できる写真がいい写真」などなど。
この講座を通して「自分にとっての”いい写真”とは」との問いに対して生まれたフレーズの数は合計40コ。参加生徒が12人なので、1人あたり3.5コのフレーズをひねり出しました。各生徒が複数のフレーズを生み出していたので、最終的にはフレーズを一つに絞って、集合写真をパシャリ。

 

これでいいのだ系男子(自称)として生きている私、今井ですが、
まさしく、生徒と一緒に「みんないいのだ!これでいいのだ!」と感じることのできた、いい時間でありました。

 

インターン今井

今日も町内放送に耳を澄ます(佐藤)

こんにちは。スタッフの佐藤です。
1月の隠岐は、なんとも山陰の冬らしい、
灰色のお天気が続いています。

冬の隠岐で気をつけないといけないこと、
それはフェリー・内航船の「欠航」です。
欠航すると、学習センターはどんな影響を受けるのか。
よくあるパターン別にご紹介したいと思います。

 

パターン①フェリーが終日欠航

本土との行き来が制限されます。
本土に荷物が送れません。届きません。
本土に出ていた人は帰ってこられません。
本土に出かけられなくなるので、
船が止まりそうなときには、
少し予定を早めて出発する必要があります。
今は受験シーズン。
欠航して受験できなくても配慮してもらえませんから、
受験生は天気予報や波予測を常に注意しておく必要があります。
パターン②内航船が夜間だけ欠航

18時台以降など、夜間便が欠航すると、
西ノ島・知夫の生徒は通塾できません。
1月は夜間便欠航が続いていたので、年が明けてから、
西ノ島・知夫の生徒にはじめて会えたのは、
1月19日のことでした。
ずいぶん遅い新年の挨拶になってしまいました。

ちなみに学習センターのスタッフは、
三町村の中学校に出向いて放課後学習会のお手伝いをしています。
西ノ島・知夫に出かけている時は、帰りの船がなくならないか、
いつもちょっとドキドキしながら過ごしています。

 

パターン③内航船が終日欠航

内航船が終日欠航することもあります。
こうなると高校の授業はお休みです。
しかし、学習センターは、
基本的には通常通り授業を実施します。
西ノ島・知夫の生徒は通塾できませんが、
それにあわせて休講にしてしまうと、
1月はほとんど毎日お休みになってしまいますので、
休んだ生徒は個別フォローをすることにして、
通常営業しているのです。

 
あと1週間ほどで立春。
冬の隠岐も風情があっていいですが、
そろそろ春が恋しいと思いながら、
欠航を告げる町内放送に今日も耳を澄ますのです。

 

佐藤

1 2 3 4 5 6 12

PageTop

隠岐國学習センターへのお問い合わせ Contact

隠岐國学習センターへは
下記のお電話番号かお問い合わせフォームから
お問い合わせください。